支援学校時代の娘の自閉症の同級生との会話は楽しかった『お父さん、朝の6時は暗いですか?』『12月は暗いね』『5月は?』『夏が近いから明るいよ♪』『じゃ3月は?』
この会話を無駄と思うなら心で交わせないうわべの言葉に終始する人です!この繰返しの中に何かが…兆し初めます!
私はカナー型自閉症の息子との螺旋状の会話が大好きです♪自閉症の人と話すと愉しいのです♪
『50℃のお風呂は火傷する?』『するよ』『じゃ、49℃は?』と1℃ずつ下げます(笑)
定型者には真似の出来ない1°Cずつ下げる単調で冗長なやり取りの中で此方側の心・志が試されているのです♪
幼稚・単調・冗長な話は無駄だから多数派の滑らかな会話を教え込もうとする支援こそが歪んでいるのです。金子みすゞの詩の通りにみんな違ってそれで良いのです。おうむ返し=遅延エコラリアだって定型者がイライラするのが変(笑)…↓みすゞの詩!
blogs.yahoo.co.jp/yosh0316/51762…
息子のカナー型自閉症や発達障害が遺伝だとすると…人類の数%を占めるに至ったということは歴史上のいつかの段階で相当なプラスがあったはず。私は知的障害とか発達障害などは人間の存在に取ってマイナス要因ではなくて人間の危機回避、生き残りの知恵の現れだと考える人間です。
種と言うものは多様性を留保しなければ絶滅します。同一種が全く同じ生存の仕方をすると天地異変、疫病、環境の変化に対応不能な場合には絶滅の運命…生存の仕方が異なる変り者が対応出来る場合には種のサバイバルは可能です。エコタイプの多様性が危機回避を可能にします。
生物の種が個体間でもソックリそのままのクローン的な習性を持つ場合には一つのカタストロフィ(疫病、ストレス、環境変化など)に耐えきれずに絶滅します。みんなが同じであることは実は生命の脆弱さを示しているのではないでしょうか?やはり、金子みすずの詞の様にみんな違ってそれで良いのです!
現政権が目論む教育政策は一律化されたカリキュラムで規定管理して画一的教育指導法で知的に刷り込まれ、洗脳された人材つまり国家権力に寄与する都合の良い人材になる様に総活躍すべきだとの発想の下での教育動員に過ぎません。皆が同じ位相で活躍する教育を発達障害や自閉症者等は拒否しています?
【言葉のこだま】①
エコラリア=オウム返しは障害の表れだと考えてしまう私たちは何処か大切なものを置き忘れていて勘違いをしているのではないでしょうか。徒に、語彙を増やすだけがコミュニケーション能力を高めることではないと思います。何よりもお互いの心・気持ちの伝わりが肝要だと思います。
【言葉のこだま】②
?何故なら私たちは彼らの心を理解せずに言語能力のないのはコミュニケーション障害だと誤解して自分たちの言葉のこだま能力の欠如を棚に上げて自分たちは健常だと思い上がっているのです。オウム返しも立派なコミュニケーションです。此方側の気持・心が彼らに試されているのです
【言葉のこだま】③
?根気強くお互いの気持ちをこだまのように伝え合う中で生まれる相互意思確認・理解の確かな手ごたえもあるのです。
一例ですが不登校開始時に自閉症の息子との会話です。
『明日から学校行かない!』
『学校行かないの?』
『休みたい』
『休みたい訳ね(*⌒3⌒*)』
【言葉のこだま】④
『明日から学校行かない!』
『学校行かないの?』
『休みたい』
『休みたいね(*⌒3⌒*)』
自閉症の息子に論理性が持ち味の私が詳細に理由を訊くのは野暮(^_-)
寧ろ、この場合にはコミュニケーション能力を高める必要があるのは定型の保護者、支援者、教育者です!
私が息子の不登校の意思を言葉のこだまですんなり認めた経緯の記事です。子どもに理由を訊くのは野暮(^_-)
blogs.yahoo.co.jp/yosh0316/11380…
RT 【言葉のこだま】④
『明日から学校行かない!』
『学校行かないの?』
『休みたい』
『休みたいね(*⌒3⌒*)』
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