私の子育て・療育は野口晴哉の身体論に由来する着想・発想に基いています。
発達障害・知的障害児の療育に於いて,その子が生まれついた身体的・精神的・知的特性を見極めて,個々の生きる力を最大限に働かせる環境を整備することが療育の本質なのだと私は思います。野口晴哉の整体論を述べます?
?野口晴哉によると、人の身体を健康に保つには外部のものではなく本来内在している生きる力を使う。そういう状態に身体を整えることが、自然な整った身体であり、それを「整体」と定義するのです。?
?整体とは悪いものを食べたら吐き、身体に悪いものは下痢して排出し、消化の悪いものを食べたら胃が痛いと感じる人間本来が元々自然に身に着けている身体機能を言うのです。そして時に風邪を引き熱を出して汗をかいて治って行く。そういう敏感な身体こそ本来あるべき健康体なのだと言うのです。
? 自閉症・発達障害にも、障害=欠如・欠陥以上のプラスの存在の仕方だとの意味づけも有り得るのです。私達の既成概念・思い込みでは障害・欠陥を治すことを治療・療育と考えそれを有益と見なします。しかし身体的な防御を妨げて排除してしまうと実は事態をより深刻にしてしまう可能性が拡がります。
身体がいつも私の傍にあり、いつも私にとって現存しているという事実は、決してそれが本当に私の前にあることはなく、私の視線の下にその姿を繰り広げることもできず、どこまでも私の全ての知覚の欄外にとどまり、「私と共にある」ということを意味している。『知覚の現象学』
子どもに代わって何かをやってやったりするから子どもは何もできないのです。人生の出発点からすでに子どもに劣等感を与えてしまっているのです。 #モンテッソーリ #教育 #幼児 #育児
私の経験によれば、環境の特殊状況によって子どもが手を使えない場合には性格が極めて低い水準にとどまり、従順ではいられず、積極的でなくなり、不精で陰気な性格になってしまうことがはっきりしました。 #モンテッソーリ #教育 #幼児 #育児
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