RADIX-根源を求めて

Twitter連携のブログです。知的障害・発達障害研究をメインに教育評論・社会評論のつぶやき・記事が投稿されます。

5月1日(水)のつぶやき

2013-05-02 03:26:20 | Twitter連携

@emiemi14 @I_Yoichi @hannah_tohu_tho 私も登録は11年11月30日ですが実質的には昨年の4月頃からなので実質的に同期生ですね(^_^)他生の縁でしょうか?


【言葉に刷り込まれるもの】1先日、或るツイにリプライしていて、重要な事に気が付いた。言葉に刷り込まれているその時代を代表する価値観を検証することの意味を。ゴミと言う廃棄物を表す言葉は手許の簡易な古語辞典には載っていない。掲載されているゴミは五味=苦・甘・辛・酸・塩味の意味。


【言葉に刷り込まれるもの】2 現代人のゴミは生活・産業の廃棄物を意味している。ゴミと言う語の時代時代の変遷を調べて見た。ゴミと言う言葉の類義語には塵、芥、埃、屑などが有り、芥川龍之介で知られる芥の訓読みは『あくた、ごもく』。芥川とはゴミの川?芥田とはゴミの田圃?


【言葉に刷り込まれるもの】3 芥川、芥田とは実は泥の川、田圃。汚染、不潔とは無縁の言葉なのだが現代の都会人の私たちは泥を汚物と見做す意識が刷り込まれている。泥=ごみ・ごもく=芥。五目飯の五目との関係は如何? 五目飯を食べる時に泥、ゴミを類推するのは気持悪いのだろうか?


【言葉に刷り込まれるもの】4東北地方では塩辛のことを【きりごみ】と呼ぶ。3で述べた芥=泥=ゴミの語関係を調べて見ると江戸時代初期のポルトガル人が編集した『日葡辞書』によるとgomi=「濁り水に混じっている泥、川や海の底の泥」。成る程gomiとは泥状のもの!


【言葉に刷り込まれるもの】5では、芥=ごもくは如何?関西では今でもごもく=小さな塵、糸くずを指す言葉として使われている。『服にごもくが付いている』の様に使われるが泥ではない。どうやら、時代と共に意味が少し変遷した様だ。次回、民俗学者柳田國男の廃棄物の見解を参考に考察する予定



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