仲間4人と大人の遠足と称して瀬戸市に電車に乗って行って来た。
この仲間は豊田市日町の大割烹だるまの対象、元塗料会社のえらいさん、建築設計士の4人だ。
愛知環状鉄道の瀬戸市駅まで470円の切符を買いいざ出発。
みんなはいつもは車なのだが初めて乗る愛環の電車である。2つ目の四郷駅でもう民家は遠くになる。こうして見ると豊田はあっという間に田園風景となる。
30分弱で目的の駅に着きそこからどうするとなりとにかく歩いて乗り換えがちょっと離れているので駅近くまで行ったが結局歩くことにした。
旧道を周辺の店などを物色しながら歩くがどこもさびれ貸店舗の看板が目立つ。大将は『これからの飲食業はどうすりゃいい』と嘆きながら歩いている。
狭い道を歩いてちょっと前はやっていた店やとんかつ屋をのぞきながらその昔は繁盛しただろう銀座通りのアーケードにたどり着く.
我大人の旅のルールはちょっと前の佇まいの店でチェーン店は避けるのが決まりであるが厳しいこの世ではなかなか見つからない。
昔は魚屋さんだったが今は佃煮を売っている店の横を通り少し入ったところで青い暖簾が下がった店に入る。後でわかったが『しずか』という名の店であった。
名前とはかけ離れた話好きでお相手上手なおばあさんと息子さん二人でやっていた。ショウガに匂いのするバイ貝の煮つけを頼みとりあえずビールである。
長いもの団子の煮つけ、桜エビ・アナゴの天ぷらを頼みビールから酒に替わり小一時間過ごした。
息子はゴルフ場のコックでサラリーマンをやっているのでもう来月にはここを閉めるという。またシャッターの店が増える。
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