新しいドライスーツ、買っちゃった😃💕
昨年の秋に伊豆大島で潜ったときに、ドライスーツの首元から少しずつ水没。そのときはネックシールの折り込みが少し足りなかったために余計水漏れしたみたいですが、それでなくてもネックシールのゴムの表面がだいぶシワシワになってきて劣化が感じられました。まぁ、約10年前にヤフオクで入手し、そのスーツを着て200本近く潜っていますから、もう十分おヒマでしょう。
そこで思いきって新しいドライスーツの購入しようと、昨年のクリスマス前に池袋のジェノバ工房さんを尋ねました。ずいぶん昔からダイビング雑誌の広告で気になっていた専門店です。
今回新調するに当たっては、次の2点にこだわりたいと思いました。
(1) 完全サイズオーダー
(2) 主要な部分は水切れの良く擦れや引っ掻きに強いラジアル素材
(3) 配色: 全身真っ黒はイヤ。明るいアクセント
ジェノバ工房さんを訪ねてみると、入り口のガラスショーケースのすぐ向こうは作業場になっていて、スーツの生地がうず高く積まれており、その奥で初老のご主人が手作業で製作しています。私の方は、おそらく奥様でしょうか、やはりやや年配の女性が応対してくれました。私が希望を伝えると、オススメの生地についていくつかの選択肢を詳しく説明いただき、あれよあれよと言う間にデザインパターンと生地の構成を決めて概算見積もりをいただきました。税込251,500円。
話が決まったら、早速採寸してもらいました。私は買う気満々で来たので、実際に使っているインナーウェアを一式持ってきていましたので、それに着替えました。ご主人が手際よく巻き尺を当てて採寸し、奥様が記録して行きます。ブーツは実際にドライスーツの足部分となる実物パーツに足を入れて、サイズを確かめました。ドライスーツって、ブーツが弛いと実に泳ぎにくいんですよね。昔、DUIのシェルドライスーツで苦労したので、このフィットには気を付けました。あとは年明けの完成を待つだけ。楽しみにしながらの年越しです。
年が明けてスペイン旅行から帰ってきた翌日、ウキウキしながら出来上がったドライスーツを受け取りに行きました。事前に電話して訪ねたので、お店に入ると一番手前に吊るしてあって、早速試着してみるよう促されました。
今日も持ってきたインナーウェアに着替えて、まず足を入れます。厚手の靴下を履いているので少し抵抗はあるものの、無理に当たるところはなく爪先までピッタリ収まりました。次にスーツをふくらはぎから太股まで引き上げ、お尻までスーツの中に収めます。するとこの時、さすがオーダーメイド。スーツの内股がアソコに丁度ピッタリ当たります。スーツの太腿にはひきつりも弛みも全く無し。このピッタリ感はキモチいい😌🌸💓
さらにスーツを胸まで引き上げて、上半身を収めます。今度はウエストに程よい余裕とピッタリ感があって、スーツが腰からずり落ちることがありません。「ウチのスーツはピッタリ作るので、サスペンダーは不要です。上だけ脱いだときも、肩から吊らなくてもずり落ちません。」というのは本当でした。
両袖も手首まですんなりと通り、最後に首を通します。ネックシールがなんと柔らかいことか。少し長めということもあって、半分内側に折り込むと締め付けられることもなく首に貼り付きます。背中の防水ファスナーを閉めてもらうと、肩や胸回りにも若干の余裕があるだけで、体型に馴染んでくれていました。お尻や太腿外側にはやや弛みがあるかな、と最初感じましたが、思い切りしゃがみ込んでみるとスーツにひきつられることなく普通に踵がお尻に付くまでしゃがめました。このとき、お尻や太腿の部分のスーツはピッタリ。なるほど、このための立ったときの弛みだったのですね。
脱ぐときも、適度なゆとりのため容易に脱げます。最初に前屈みになってネックシールから頭を抜きますが、そのあとスーツの肩と背中を少し下へ引き下げてやると、背中の開口部の端っこが肘を引き抜くのに絶妙のピッタリの位置まで来ます。そこから肘を抜いて手首まですっぽり引き抜くと、簡単に袖が脱げます。いままでリストシールから少しずつ手首を引っ張って慎重に脱いでいたのが嘘のよう。まずは大満足の試着でした。
吸気バルブ、排気バルブの動作確認とか、防水ファスナーの手入れなども細かく丁寧に説明してくれました。早く海で潜ってみるのが楽しみです🎶
待ちきれず、次の日に自室でもう一度試着しちゃいました。このブログの写真撮影用にね😁✨✨
