急性の腹痛
突然、お腹が痛くなり耐えられなくなった。
腰をかがめて歩くと多少は良いが、ベッドに寝ると足を立てないと痛くて耐えられない。
ずきずきと重い痛みがする。
診るとお腹が張っている。2から3日前から何となくおなかの調子が悪かったが食欲はあるので食べていた。
急に痛くなったのも食事の後だという。
ここまで痛いことは無いが、病院に行きたくない。
緊急性が無いかを確認しながら、なんとか痛みが取れるように治療を行った。
大腸経に強い反応が診られたので、左右四箇所に鍼をした。
20分ほどそのまま鍼をとどめていたところ、うんうんと唸っていたのが、何も言わなくなり、痛みが完全に消失した。
万が一のことがあるといけないので、痛みは治まっても治ったわけではない場合もあるので、ご自分で判断して(←ここ重要)、必要があれば病院を受診してください。
※急性で現代医学的な処置が必要な痛みの場合は、鍼で痛みをその場で取ることは非常に難しいと同時に、痛みが軽減しても、しばらく経つとまたぶり返す。これも判別の判断に使える。あとは、やはり患者さん自身がどうすれば良いかを一番知っているので、自分で判断すること(自分の身体と心の声を聴くこと)が重要と私は言っています。私は来られた方を、コントロールすることはしません。
とのことで治療終了。
後日、なんの問題も無く治ったのを確認した。
鍼はこのようにその場で結果を出せる。ずっと通わないといけないとか、時間がかかるものでは無い。
もちろんこのようなことが出来るには、鍼を的確に経絡と経穴(ツボ)を選択出来て、その場所で正確に鍼を刺入して響かせることが出来るかという一点に集約される。
私もまだまだ完ぺきではないので、全てにおいて出来るわけではありません。
ただ、その精度を常に向上する努力をしています。
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