授業のあり方

私共の教室では、人と人のふれあいを大切に、各受講生に合わせてゆっくりやさしく授業を進めて行くことを念頭においております。
また、「同じ事を100回聞かれても笑顔でお答えします」をモットーにしております。
ところが、ご質問を受けると問題を解く為だけの操作方法をお教えし、同じ事を何度聞かれても操作方法だけをお教えしていることが結構多いのです。
これでは、本当に生徒様にとって頭に残るよい授業なっているのか、考えてしまいます。
私の理想とするところは、生徒様自らがその答えについてテキストのどこに書いてあったかということを調べ、テキストで確認し、答えを出してこそ問題を自分で解けたという喜びと達成感を味わえる一番いい授業ではないかと思っています。
簡単に答えをお教えするのは時間のロスも少ないし、お教えする側も楽に違いありません。
ご質問は、何度でも笑顔でお答えしますが、その答えは、操作方法ではなく、テキストのどこに問題解決策が記載されているのかをお教えするのが本当に生徒様のための授業であり、身につく授業だと考えています。
生徒様の自主性を引っ張り出すことが出来ていない、簡単に質問した方が楽やし早いわ、と生徒様に思わせているのは、生徒様が悪いのではなくすべてインストラクターである私達に責任があると考えています。
入門編の段階でテキストを見る癖をつけて頂くよう重点を置いていきたいと思っております。