教室ブログ

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金融緩和の功罪

2014-11-04 22:47:43 | 日記

先週木曜日に日銀の政策により大幅な金融緩和が決定されました。その結果、株価はどんどん上昇し、今日は日経平均が一時17,000円を超えました。円安も進行し先日は140円台にもなりました。

株価は、まだまだ上昇し続けるでしょうし、円安も更に進行すると思います。インフレになり、輸出は増え、輸出企業は利益が上がり全体として景気が良くなり、お給料も上がり、消費も増大し景気が益々良くなるというシナリオのようです。そうすれば消費税の更なるUPという前提条件も揃うという構図だろうと思います。

私自身は、一般庶民に即所得が増えるとは思いません。むしろ迫りくる消費税UPやガソリンをはじめ輸入品はどんどん上がっていくので生活は苦しくなる一方だと思います。それを考えると出来るだけ消費は抑え、貯蓄に回そうと考えるのが一般庶民の感覚だと思います。一部の輸出企業やインフレに伴って不動産売買は活発化し、不動産業、金融業など一部の企業は確かに利益が上がると思います。一般庶民はそれ程暮らしが良くなるとは思えません。預金利率はどんどん下がり、物価はどんどん上がるし、わずかな退職金が頼りの年金受給者などは、益々暮らしにくい時代になってくるのではないかと懸念します。アベノミクスが、果たして成功するのだろうか?…私にはわかりません。


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