2日目も6時半からの練習に余裕をもって間に合うように、昨日よりも10分ほど早く会場入りした。少し早いだけで、場所取りもアップも落ち着いて行うことができた。いつも通り、基本の1本打ちをすべて回し、サーレブから試合形式までしっかりとやって決勝トーナメントを向かえることができたのは大変よかった。
☆外山・遠藤☆
決勝トーナメント
1回戦 ○4-0 瀬川・清水(新潟県)
第1シードということで、初戦がパック上がりの選手との試合のため、前日から嫌な感じをしていた。しかも、その相手の初戦は、奈良県のペア相手に、どんどんシュートボールを叩き込み、0ゲームで勝ち上がってきた。厳しい試合になることを覚悟していたが、第1ゲームの風上からのサービスゲームを取ると、一気にストレートで試合を決めた。これで16本に入り、とりあえずの目標を達成した。
2回戦 ○4-1 牧・宮下(石川県)
このペアも、前日の予選リーグの時からマークしていたペアである。埼玉県の実力あるペアとの試合を見ていたが、二人の筋肉質な体つきと、後衛の思い切りの良いシュートボールと前衛の大胆で積極的なネットプレーを見たときに、正直、同じ山であることを不運に思ってしまうほど、素晴らしいペアだった。最初の1ゲーム目を風上からのサービスゲームで挑んだが、しっかり攻め込まれて、簡単に落としてしまう。今大会で、1ゲーム目を落としたのは初めてのことだった。風下の2ゲームを取って流れを取り戻したかったが、簡単にはポイントをくれない。今大会で初めて競った展開となった。しかし、この2ゲームをしっかりと取り切り、流れにのった。最後も1ゲーム落とせば、流れが変わってしまうのではないかと心配して見ていたが、相手が先に凡ミスを連発し崩れてくれた。正直、助かっただけで、次会うときは、間違いなく、素晴らしいペアに成長していることであろうと思った。これでベスト8と、前回の記録に並んだ。
準々決勝 ○4-0 佐藤・伊藤(北海道)
さすが全国大会。相手の子は、大晟よりも背が高く、とても小学4年生には見えなかった。このペアの試合はすべて見ていたので、しっかり対策もとれていた。気持ちよく、ベスト4に入り、思い残すことはなくなった。
準決勝 ○4-1 宮城・吉川(沖縄県)
あとで、息子たちの話を聞くと、この試合が一番厳しかったと言っていた。相手ペアは、準々決勝をファイナルの激戦を乗り越えてのベスト4となっていた。集中力が切れている状態であったのだろう。1ゲーム目に風上からのサービスゲームを取って、そのまま勢いに乗った。
決勝戦 ○4-2 菊山・団野(三重県)
噂には聞いていたが、このペアを始めてみたのは、小学三年生の頃である。このときから、とても同級生とは見えないほど、大人びて、フォームも素晴らしく、誰の目にも他とは違うトップ選手の風格をもっていた。これまでの試合を見ても、ほとんど競ることなく勝ち上がってきた。おそらく、日本代表として、世代だけでなく、すべてのソフトテニス選手を引っ張っていく存在になっていくだろう選手である。
ここも第1ゲームは、風上のサービスゲームから。思い切りのいい陽翔のシュートボールが決まり、ファーストゲームを取ると、そのままの勢いで3ゲームを連取した。ここで、風上での2ゲームを落とすも、風下でのレシーブゲームが残っていたのは大きかった。まさかの日本一となった。
今大会を振り返ると、まず、サーブレシーブでのミスが少なかったことが挙げられる。そして、陽翔がミスを出したときは、功一が固いプレーで陽翔を支えた。逆に、功一がミスを出したときは、陽翔が鋭いシュートボールと技ありの1本で功一を支えた。2人で勝ち取った栄冠であると感じた。最高のペアリングを見せての栄冠に、これまでの努力が実った瞬間となった。
日本一になった瞬間は喜びが爆発したが、ベンチを振り返って、同行してくれていた浪岡の涙を流す姿を見たときに、今までの苦労が一気に思い出され、涙が込み上げてきた。いろいろと本当に辛い時間を過ごしてきたため、この日本一は一際嬉しいものとなった。
本人たちの努力もさることながら、親の苦労も人一倍であった。多くの人に支えられ、多くの人に見守られての日本一は本当にうれしい。関わってくれたすべての人に感謝。
☆外山・遠藤☆
決勝トーナメント
1回戦 ○4-0 瀬川・清水(新潟県)
第1シードということで、初戦がパック上がりの選手との試合のため、前日から嫌な感じをしていた。しかも、その相手の初戦は、奈良県のペア相手に、どんどんシュートボールを叩き込み、0ゲームで勝ち上がってきた。厳しい試合になることを覚悟していたが、第1ゲームの風上からのサービスゲームを取ると、一気にストレートで試合を決めた。これで16本に入り、とりあえずの目標を達成した。
2回戦 ○4-1 牧・宮下(石川県)
このペアも、前日の予選リーグの時からマークしていたペアである。埼玉県の実力あるペアとの試合を見ていたが、二人の筋肉質な体つきと、後衛の思い切りの良いシュートボールと前衛の大胆で積極的なネットプレーを見たときに、正直、同じ山であることを不運に思ってしまうほど、素晴らしいペアだった。最初の1ゲーム目を風上からのサービスゲームで挑んだが、しっかり攻め込まれて、簡単に落としてしまう。今大会で、1ゲーム目を落としたのは初めてのことだった。風下の2ゲームを取って流れを取り戻したかったが、簡単にはポイントをくれない。今大会で初めて競った展開となった。しかし、この2ゲームをしっかりと取り切り、流れにのった。最後も1ゲーム落とせば、流れが変わってしまうのではないかと心配して見ていたが、相手が先に凡ミスを連発し崩れてくれた。正直、助かっただけで、次会うときは、間違いなく、素晴らしいペアに成長していることであろうと思った。これでベスト8と、前回の記録に並んだ。
準々決勝 ○4-0 佐藤・伊藤(北海道)
さすが全国大会。相手の子は、大晟よりも背が高く、とても小学4年生には見えなかった。このペアの試合はすべて見ていたので、しっかり対策もとれていた。気持ちよく、ベスト4に入り、思い残すことはなくなった。
準決勝 ○4-1 宮城・吉川(沖縄県)
あとで、息子たちの話を聞くと、この試合が一番厳しかったと言っていた。相手ペアは、準々決勝をファイナルの激戦を乗り越えてのベスト4となっていた。集中力が切れている状態であったのだろう。1ゲーム目に風上からのサービスゲームを取って、そのまま勢いに乗った。
決勝戦 ○4-2 菊山・団野(三重県)
噂には聞いていたが、このペアを始めてみたのは、小学三年生の頃である。このときから、とても同級生とは見えないほど、大人びて、フォームも素晴らしく、誰の目にも他とは違うトップ選手の風格をもっていた。これまでの試合を見ても、ほとんど競ることなく勝ち上がってきた。おそらく、日本代表として、世代だけでなく、すべてのソフトテニス選手を引っ張っていく存在になっていくだろう選手である。
ここも第1ゲームは、風上のサービスゲームから。思い切りのいい陽翔のシュートボールが決まり、ファーストゲームを取ると、そのままの勢いで3ゲームを連取した。ここで、風上での2ゲームを落とすも、風下でのレシーブゲームが残っていたのは大きかった。まさかの日本一となった。
今大会を振り返ると、まず、サーブレシーブでのミスが少なかったことが挙げられる。そして、陽翔がミスを出したときは、功一が固いプレーで陽翔を支えた。逆に、功一がミスを出したときは、陽翔が鋭いシュートボールと技ありの1本で功一を支えた。2人で勝ち取った栄冠であると感じた。最高のペアリングを見せての栄冠に、これまでの努力が実った瞬間となった。
日本一になった瞬間は喜びが爆発したが、ベンチを振り返って、同行してくれていた浪岡の涙を流す姿を見たときに、今までの苦労が一気に思い出され、涙が込み上げてきた。いろいろと本当に辛い時間を過ごしてきたため、この日本一は一際嬉しいものとなった。
本人たちの努力もさることながら、親の苦労も人一倍であった。多くの人に支えられ、多くの人に見守られての日本一は本当にうれしい。関わってくれたすべての人に感謝。
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