一意専心☆ソフトテニス

東浦森と川STCの活動記録。
ソフトテニスの道に生きる男のつれづれなるままに。

#東浦町 #ソフトテニス

日本一になって思うこと。

2015年04月01日 23時40分28秒 | 日常
 陽翔が「日本一になりたい」と言ったのは、いつのことだっただろうか。お兄ちゃんのテニスについてきて、見るだけでは満足できず、打たせてもらえないと、泣いて暴れていた幼き日のことを思い出した。誰よりもソフトテニスが好きで、誰よりもたくさん練習してきたことは事実であるが、まさか、本当に日本一になれるとは思っていなかった。
 昨年の白子で、まさかのベスト8となったが、正直、そのときは、人生で最高の結果をもう出してしまったと思っていたので、喜びがある反面、指導者として、少し不安があった。もう一度、ここまで来れる自信はなかったし、来る方法も分からないでいた。ただ、この二年間は、ほぼ毎日練習した。平日も、週5日は4時間のナイター練習。そして、土日は一日練習に対外試合と、やれる限りのことはしてきたつもりではある。
 ペアの功一も一緒に組み始めた9か月前は、ほとんど何もできないほぼ素人であった。周りの指導者からも、遠藤とのペアでは苦しいだろうと言われていた。それが、毎日の練習に耐え、厳しい叱咤の中で力をつけた。必死についてきてくれる親にも功一にも感謝の気持ちでいっぱいである。
 実際に、日本一になって、落ち着いて考えてみると、思うことは、ただただ「感謝」の気持ちしかない。小林選手が、サインに感謝と書いているが、その気持ちが、少しだけ分かった気がした。
 思えば、陽翔は小さいころから、様々なソフトテニス関係者の中で過ごさせてもらってきた。へたっぴにも関わらず、一緒に組んで試合をしてくれた先輩や、私学の顧問の先生や選手にも大変お世話になってきた。また、自分の教え子たちも、本当によく面倒を見てくれた。特に、遠藤とペアを組むようになってからは、平田・中島が毎日乱打の相手をしてくれ、大きな成長を遂げた。数え上げたらきりがないほどの多くの方々に支えられての栄冠であった。

 しかし、喜んでばかりはいられないのが現実の厳しいところである。次の目標は、夏の全小出場である。日本一になったとはいえ、正直、この二人は強くない。東尾張予選から、きっと苦しい勝負になっていくだろう。次は、全小出場を決めたときに、ちょっとだけ、喜びに浸りたいと思う。

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