心源院(八王子)の紅葉

紅葉がきれいと聞き、行ってみたいと思っていた心源院。バスを乗り継いで行ってみた。

武田信玄の息女松姫さまゆかりのお寺とか。静まり返った広い境内に佇み、山梨から遠路山中を逃げ惑ってここまで辿り着いたときの松姫さまの心中はいかばかりだったろうかと思いを馳せる。

先週までライトアップをしていて本堂を開放しコーヒーなどのおもてなしもあったようだ。

11月は別れの月だった。

かかりつけのN歯医者さんが故郷の高知県にUターンされた。長年お世話になった。夫も同郷で特別な思いがあるようだ。

お向かいのOさん。50年来の親しい付き合いだったが数年前に亡くなった。その後息子さんが別荘がわりに通って来て二代に渡って親しくしていた。急に売却が決まり引き払って行かれた。

同級生の喪中葉書も届くようになった。

気持ちが沈みがちな月だったが最後に華やかな紅葉が癒してくれた。

高尾山の紅葉を楽しんだ勤労感謝の日

紅葉はきれいだった。

けど勤労感謝の祝日とあって

人出が半端なかった。

ケーブル駅前。

6号路から登り始める。

頂上へ。

これまで500回以上登っているがこれ程の混雑は珍しい。しかし地元民としては楽しんでいってほしい気持ち。

富士山はうっすらと空に浮かんでいたのでよかった。

下山は稲荷山コースで。

混雑しても山は広い。混雑を気にせず紅葉と澄んだ空気をマイペースで楽しんだ18000歩でした。

陣馬山で360度の眺望を楽しむ

陣場街道の山里風景のスケッチが先週に未完成だったので彩色を少し加えて完成しようと再訪。自己流なので出来はとにかくすぐ終了。

陣馬山へ向かう。和田峠の駐車場で800円払い巻き道から上る。

30分で頂上着。

東に都心が秋の陽を浴びて明るく広がりスカイツリーもはっきり見える。周囲は高尾山方面や奥多摩や奥秩父ほかの山々に囲まれ眺望は360度。西に富士山も。

高尾山から縦走の人たちも多いようであちこちのベンチでまったりと山の景色を楽しんでいる。

下山は階段続きのコースで20分。
帰りは山梨県側の山里から藤野駅に出て相模湖、大垂水峠、高尾山口駅を経由。

高尾山も登山客が多かったらしい。3時半ころ通過したとき大勢がぞろぞろ駅に向かって歩いていた。

思い出の吉祥寺

用事で久しぶりに中央線に乗って吉祥寺へ。30歳で今の東京の外れに引っ越すまで武蔵野市に住んでいた。

子供の頃吉祥寺といえば電車に乗って行く楽しい場所だった。母に映画館に連れられてすきなノシイカを食べ帰りはハモニカ横丁でおもちゃを買ってもらっていた時代を思い出す。友達と井の頭公園でスケッチしたり、高校の卒業式の日はお好み焼き屋でお別れ会をした。結婚のとき家具を揃えたのも吉祥寺だ。思い出は数限りない。

用事を済ませてダイヤ街をブラブラした。

駅もどこもすっかり変わっているが小笹の最中、さつま揚げ、肉屋さんの一角が健在で昔のように大勢の買い物客で賑わっている。

若かった遠い昔に一瞬戻る。がすぐに昼食を待つ物忘れの増えた家人がちらついて現実に返る。並んで買ったメンチと小笹の最中を握りしめて駅に向かった。

古刹のイチョウ もうすぐ見頃

午前中市の検診。基本検査に大腸がん、肺がん、を加えインフルエンザの予防注射もお願いした。コロナ七回目も済んだし帯状疱疹もまだ免疫は大丈夫そうだ。三週間前に柿の枝を折ろうとして自分の胸をついてしまい、寝返りも咳もできないほど辛かった痛みもやっととれてきた。作ったばかりの入れ歯が馴染むのも時間の問題だろう。懸案が一つ一つ片付いていく。

朝食抜きだったのでファミレスで早めのランチを済ませ陣馬山方面へ車を走らせる。欅の大木に囲まれた民家をスケッチする。がスケールが大き過ぎて一気に描ききれず再訪することに。

銀杏の黄葉が気になっているあきる野市の古刹広徳寺へ向かう。

山門

黄葉の盛りを待ちきれない人々が次々に訪れて静謐な寺内の雰囲気を楽しんでいる。

落ち葉が地面を一面に覆う見事な光景が見られるのも間近。

本堂の裏に都内最大19.1mのタラヨウ。大昔の人は葉を紙の代わりに書き付けて使ったとか。

たくさんの実をつけて。

モリアオガエルの棲息する池。

コウホネらしき葉が一面に生い茂っている。

何度訪ねても心が洗われる。