エッセー
今までで、一番楽しかったこと。ずいぶん時間がたったが、あの四年間だった。所謂、私は、アカデミックな、教育は、中学まで。すぐに就職し、何が、何だか解らず、色んな職業を7回経験。漸く定年近く、60歳近くなっていた。いつも心に抱いていた事、せめて、高校だけは、出たいなと。それまではチャンスは、無かった訳では無いが、家庭を持つたり、仕事にかまけ、しがらみがあった。定年に成ったら、今度こそ、自由に思う存分、思いどうり、行こう。ある学校に、手紙を書いた。定年に合わせて。受験、合格発表の日、「あった」学校に出かけ、ボードが出され、受験番号があったのだ。60の爺が、候補生に、選ばれた。会社からは、もう五年、嘱託を申し込まれ、其れからの4年間、仕事と学生の2足草鞋。五時になると。すぐに、退社、バイクで木更津迄、35分、雨にも、風にも、雪にも、負けず。折からの渋滞タイム。車の間すり抜けるのである。(逆に車では渋滞で、始業時間に間に合わない)2度、交通事故(二度とも貰い事故)、救急車のお世話に。そして入院。通いだして一年過ぎたころ、長男からクレーム。「親父止めてくれ」「どうして?」と私。長男は「恥ずかしい」と、「何?」よし、そんなら賭けをしよう。「あ、いいよ」と長男。3年過ぎたころ、「お前、賭け覚えているか?」「うん」。お前から金を取り上げても、しようがない!父兄として出席してくれ。そして、長男と妻とで、「私」の卒業式に出てくれた。学校は、ある女子高で、夜共学。4年間で、思い出せば、色んな、エピソードが山程ある。思い出しては、笑い、クレーム、色んな事が思い出される。お陰で70歳まで、働けた。御機嫌よう。又の機会に🐎
「イギリスの街角で」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます