風はなく暖かい朝だった。
うっすらとした霧だろうか、もやだろうか。
今年の秋は温かく
【ブロッコリー】は急に大きくなり、
【いんげん】の花はまだ咲いている。
「燻炭」を作るためにあけていた。
【いちご】を植え付けるので準備をした。
「苦土石灰」を撒き掘り返し、「鶏ふん」を撒き
砕いた。
女房殿は美術クラブに自転車で出かけた。
きょうは「鉛筆画」で乗っていった自転車を描いてきた。
午後からは冷たい風が吹いてきた。
寒い、寒いと言いながらの日課・・・ の途中
突風で帽子が飛ばされ、田の中まで飛んでいった。
用水路を飛び越えようか、ぐるっと橋まで戻ろうかと思案していると、
自転車に乗った小学生が止まり、用水路を飛び越えた。
「しるいからええねんで」と言っても田の中へ入っていった。
「水のないとこ通りや」と言うのが精いっぱいで、靴を濡らしながら拾って
持ってきてくれた。
「ありがとう」「どこのどなたかな」と聞いてもそのまま立ち去ろうとした。
言っている意味がわからないのかのと思い「名前教えて」というと
「F本○○○です」。
再度お礼を言うと自転車で立ち去った。
川西小学校の「F本君」ありがとう。
心が温まるいい日となった。