今日、専門学校でやった演出ですが、PAを用います。
正確に言うとワイヤレスのハンドマイクを用います。
とある悪役の長い台詞を、ハンドマイクをわざわざ持たせて喋らせます。
なぜかというと、この台詞が演歌のようで、きっちり歌わせたい台詞なのと(あ、本当に歌うのではなく、演歌の途中にある語りのような決め台詞だということ)と、バックで曲が流れているのですが、それにも歌が乗っているので、それが聞こえるのを無効化したい、ということです。
わざとハンドマイクを持たせて拡声器を使うと、音量はもとより、役者に注目を集め、何よりも語られる台詞に観客の集中力を向けさせます。
耳は重要な情報を優先してキャッチしていきますから、元来、人々の注目を引かせるPAを使うと、手っ取り早いのです。
専門学校の発表公演が迫って参りました。
利用出来る手段は何でも使います。
OAS進級公演
3/2sat 3/3sun
会場 / 世界館 【大阪市港区波除6-5-15 TEL:06-6567-9824】
********************3/3 sun
●演劇 『名医先生』
開場 11:30 開演 12:00
担当学科
■アニメ声優1年
●演劇 『熱闘!!飛龍小学校』
開場 15:30 開演 16:00
担当学科
■アニメ声優1年
入場無料です。
詳細は、大阪アニメーションスクール専門学校まで。
最近の「演出家の眼」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事