笑いは苦手分野です。
「関西人なんですが、面白くない方の、です」とか自分で自己紹介しています。
ワークショップなんかで発表会をするとやはり笑いを求めていく方が多い気がします。
くすぐりというか、やはり最初に笑えるところがあると、みんなそこからはリラックスして観ることが出来るので、良いと思うし、笑いにこだわった作品を作ってみたいっていうのも結構あるんですけど、でも苦手ですね。
井上ひさしさんの笑いについてのエッセイを拝見して、そこにアリストテレスやベルクソンが書いたことなどについても書かれていて、意外と大真面目に考えていっていいものなのかも、と思ったりしました。
かつてM1グランプリをDVD借りまくって研究した時期もありました。
でも僕の場合はやはり演劇の笑い。
井上さんがチラリと書かれていた「あべこべ法」「人まね小僧法」「二人の主人を同時に持った召使法」の三つについてとりあえず勉強したいものです。
ズレ、が関係しているだろうことは、きっとそうだろうと思っていますが。
あー、難しい。
Tomo Matsuura
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