これまで何度か話題にしてきた「本業(本職)はなんですか?」という質問についてです。これは、高度経済成長下で皆がサラリーマンに憧れた(不安定な自営業ではなく雇われる安心?)時代にできた質問でしょう。
実際「演劇って給料もらえるの?」という質問をされたこともあります。自営業なんですが・・・。あ、もちろん劇団員として給料を会社からもらっている人たちも大勢いると思います。
それはさておき、冒頭の質問には一旦「夫です」と答えるようにしています。もちろん場を和ませるためでもあり、本気でもあります。聖書には「自分の家族に必要なものを与える」よう書かれていますし、結婚した時妻のお父様に「しっかり食わせてやってくれ」とも言われました。物質的なものだけでなく、愛情や思いやりや対話など目に見えない重要なものも備えなければなりません。それでそのためにはお金と時間を確保する必要があり、そのために働く、という形をとります。
その仕事、けっこうこのブログでも話題によくしていますが、教える仕事が多いです。とはいえそこで使われているのは「演出の技術」である、ということです。説明力、物事をフラットにみる力、想像力、認知心理学、情報の出し方の順番、構成力、編集力などなど。
それぞれについて、解説していきましょう。
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