皆さん慣れてくるとわりにポンポン出てきます。どんな言葉でもいい!っていうのが味噌です。
いつも「ここにいる全員が知らない固有名詞を出してもいいです。ただその皆さん自身が知っている山田さんなら山田さんに関するイメージを載せて、『山田さん』と言って下さい。」とナビゲートします。
つまり。しりとりの時もそうですが、言葉の伝達がきちんとなされて欲しいのです。
会話とは言葉のキャッチボールです。言葉の受け取りかたは人それぞれで、だから喧嘩になったり、意気投合したりします。
自分が言葉に託したイメージをきちんと載せられて、かつそれを相手が受けとめて初めて成立するのが会話です。
しりとりのサッチャーが「チャ」なのか「ヤ」なのか「ア」なのかは受け手側の自由だという理由は象徴的で、「ア」で受けとって欲しかったら、「サッチャーア」と言わないといけないように、伝えたいニュアンスを込めないと相手に通じない、という体験が重要だと思います。
こういう体験的な学習で『台詞を言う』という練習をしているわけです。
だからこのワーク、僕は聞き返しがあるかに注目します。
望ましいのは聞き返されないで、はっきりと受け取り手に繰り返されることです。
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