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す:素敵

す:素敵

心がひきつけられ、すばらしいと感じられる様。

この言葉を使い始めたのは、正直に言えば鴻上尚史さんの「発声と身体のレッスン」の中でつかわれていたのがいいな、と思って使い始めました。

でもこの、俳優が素敵に見えるように創っていくのが演出家の仕事の一部なのかもしれません。

そのためには、俳優さんについてよく知り、その良い面を引き出す必要があります。

そうです、ほめ上手にならなければなりません。

まあ昔褒め殺しするとまで言われた私なので、得意ではあるので、どいらかといえば俳優さんの話を引きだす努力の方が、必要かもしれません。

稽古場では実にいろんな話をします。恋愛ものをやっているときはもちろんその話をしますし、

それ以外にも現在のいろんなニュースから始まって、過去のいろんな話をします。

実際、魅力的な作品というのは、宝石のようにカットされていろんな面が見えるものが素敵です。

そのためには、演出家が多面的な知識と見識を持つだけでなく、関わるスタッフ・俳優とのおしゃべりが必須です。

人一人の創造性なんて、たかが知れていますから。
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