では今日は声の話です。もちろん私は専門家ではないので、演出家としての視点で書いていきます。
フィジカルな部分の話をしてきましたが、体の軸の運動をした後は、実際に声を出していきます。
が、最初はS音レッスン、そしてZ音レッスンです。詳細は鴻上尚史さんの白水社「発声と身体のレッスン」をご参照ください。
要は喉に負担をかけずに温めていく、ということです。そしてハミングレッスン。
このときにはたいてい、自分の好きな歌をハミングしてもらいます。次に参加者のだれかをイメージした曲、自分をイメージした曲などと進んでいきます。
このワークで、ゴジラとかやると受けるんです、はい。でも、だれかのイメージソングが重なったりすると楽しかったりします。
ちなみにさいしょのS音レッスンとかZ音とかも最初は寝転がっている状態からやりますから、腹式呼吸とか骨盤を意識するレッスン、セミスパインなんかも同時にします。
このときにも何か南国のビーチなんかを想像してもらって、楽しくやります。
想像力を使ってもらう、ということが何よりも大事なので。
似たようななワークに、上述の本にも書かれている脱力レッスンを立ったままやるわかめ体操という、意外にも人気の高いワークがあります。
ではこのわかめ体操については、また来週。
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