空模様

わがまま老女の視野狭窄ときどき日記

萩の椿群生森

2011-02-01 00:14:54 | 日記

夕飯の支度をしながら、キッチンから見える茶の間のテレビを付けたら、丁度萩の笠山と言う小さな死火山を持つ半島の椿を映してた

萩市椿群生林の椿だった

懐かしくて、萩に通っていた頃はここを何度かウオーキングしていた

あの頃は落ち葉がカサカサと歩くたびに林に響き、やっと早咲きの椿が咲き始めたばかりで、がちらほらと見えるだけだった

その中でお弁当を広げ、高く見える椿の木々の間から木漏れ日を楽しんだ

わずかな椿だけれど、  ポタリ    ポタリ   と落ちる椿の真っ赤な色はそれは刺激的だった

その風景そのもの、

そして、ウオーキングが終われば、

笠山の山頂展望台から日本海を眺めた

沢山の島々、それは火山の名残で溶岩の粘性が強く残った平たい島ばかりだ

その島の合間を縫って船は走り、その島々の間にある瀬を見つけ、イカやアジ等を釣った

何も釣れない雨の日や雪の日は、船で寝そべり本を読んだりテレビを見るのに時間を使った

今は懐かしい

 

季節は今、

あの時に見た椿が、ここんとこ真っ白に化粧したその道を 血の色のような紅となって怪しく広がっているのだろうか

見に行きたいといきなり駆られ、電話したいけど、

今はそれも無理な望みなのかも知れないね

ここも 今 季節は