やっとこさ、

４月の終わりにＮＨＫで尾崎豊の特番があった。
追悼番組ね。
毎年やってるやつ。
録画していたものの観る機会がなく放置していたが
昨日やっと観れた

もう１５年も経つという事に驚きを覚える。
なぜなら未だにいたるところで曲が流れてるから。
色褪せないのよね。

こんなアーティストいないでしょう。

尾崎ファンというのはもの凄く年齢層が幅広い。
特番の中で全国からメッセージが寄せられていて、
下は１０代から、上は６０～７０代までいた。

こんなに支持されるアーティストいないでしょう。

しかも年々ファンが増えているらしい。
本当の永遠というのはこういう事を言うんだろうね。
メロディー、歌詞、ＬＩＶＥでの姿、
全てに人を惹きつけるものが溢れている。
強さではなく弱さ。
弱いからこそあぁいう歌が生まれるし、
弱いからこそ惹きつけられる。
その弱さを隠そうとしないし。

俺の原点は尾崎豊。
昨日はそれを再確認したかな。

今まで尾崎の歌を聴いて涙した事はなかったと思う。
でも、昨日はちょいとばかしウルッときてしまった
自分でびっくりしちゃった。
何か色んな感情が湧いてきてね～。
悲しさというより、逆に少し励まされた感じ。
「歌」にはそういう力がある。
身をもって体験したような瞬間だった。
俺にもそれを感じ取れる感性があったわけだ。

「あぁ俺の原点はここなんだ」
特番を観ていて、何のためらいもなくそう思った。
初心に帰るというのも時には必要だね。
「あぁ俺がんばろ・・・」
そう思ったもん

誤解しないで欲しいのは、
別に尾崎のようになりたいとかではないし、
尾崎の真似をするつもりもない。
俺には俺の良さがあるわけだし。
出来ることと出来ないこともね。
そこを間違うときっと見当違いの方向へ進んでしまうんで。

まぁ、結局は、ひとつずつ・・・なわけですよ