まさか・・・骨折？

今日はばあちゃんのディサービス、父ちゃんのディケアの日。父ちゃんを起こしたり、着替えさせたり、トイレに連れて行ったりしていると、ばあちゃんがベッドに座ったまま動きません。じーっと手を見ています。気にせず、父ちゃんの支度を済ませ、食事の準備を始めたところ、ようやくばあちゃんもトイレへ・・・。

父ちゃんに食事を出して、ばあちゃんの食事も運ぼうかと思ったら、ばあちゃんがまだトイレにこもっています。やれやれ・・・便秘かな？と思いながらトイレに入っていくと、ばあちゃんがちょっと涙目で『手が痛い』と一言・・・。靴下を片方履いたときにそうなったらしいです。

・・・。手を見ると、左手の中指の根元が内側に曲がったまま固まっています。動かそうとすると痛がるので、病院に連れて行くことに決定。

父ちゃんのほうも様子が変・・・。食事を半分も食べず、半分寝たような状態のままディケアの職員さんに託しました。

ばあちゃんに御飯を食べさせて、近くの外科へ・・・。

先生がばあちゃんの手を一目見て、『関節がロックしちゃったね』と言い、ちょこちよこっといじった後『ポクッ』と音が・・・。『い゛だい゛っ゛ー゛』と叫んだばあちゃん・・・。直後、蒼白だったばあちゃんの顔色が、みるみるバラ色に・・・。『ほーら、治った！』と言う先生。笑顔で『先生が治してけだ（くれた）』と、私に手を見せてくれるばあちゃん・・・。

ほっとしました。骨折なんかじゃなくて良かったー。一時はどうなるかと思いましたよー。

ディサービスをお休みしたばあちゃんは、手の痛みも治まったため、家の中をウロウロしています。あちこちでいたずらをしている音が聞こえてくるので、仕事がはかどりません。遅刻でもいいから、ディサービスに連れて行くんだった・・・と、後悔の一日でした・・・。

父ちゃんはといえば、ディケアでは『長風呂』・『長御飯（？）』・『長昼寝』で有名だそうです。お風呂に入ると上がりたからず、御飯の途中で居眠りし、昼寝させると起きなくて、職員さんの手を煩わせるのです。

それでも父ちゃんの、必殺『笑顔ー』で、職員さん達は癒されるのだそうです。不思議な父ちゃん・・・。そんな父ちゃんですが、よろしくお願いしますね・・・。