「ビアードパパの作りたて工房」のシュークリームが登場してかなりの年月がたちますが、当初のインパクトは大きいものでした。シュー生地といえばフニャフニャが常識だったところにサクサクのパイ生地で颯爽とデビュー。ほかにもおいしいスイーツに事欠かない今となっては埋没感は否めませんが、それでも美味は美味。近々ひさしぶりに買ってみようかな、と。
「お気に入り」という現在進行形ではなく「お気に入りだった」という過去形で書かなければならないのが残念です。長岡駅の近くにあった喫茶店「郭公」。高校生の時分、数えきれないぐらい何度も足を運びました。不意に荒木一郎の「君に捧げるほろ苦いブルース」を思い出しました。
秋が深まるたびに思い出すキノコ「バカマツタケ」。小学生5年生のときには父に連れられて行った里山の雑木林で1シーズンに30本とりました。長く真正の「マツタケ」と思っていましたが、近年になって「バカマツタケ」という別物にほかならないと知りました。あわせて「希少性と香りのよさから本物のマツタケ以上に珍重される」ということも。実家ではもっぱら、しょうゆ仕立てのすまし汁にして味わっていました。