《以下引用》
「ミャンマーの僧侶による反政府デモは23日、最大都市ヤンゴンで市民を含む約2万人が集まり、デモが始まった先月19日以来、最大の規模となった。僧侶のデモに市民が本格合流するのは初めて。若手僧侶グループ「全ビルマ仏教僧連盟」は国民に対し、23日から3日間、夜間に自宅の外で祈りをささげる儀式への参加を呼びかけており、軍事政権に対する抗議活動はさらにエスカレートしそうだ」(9月23日『読売新聞』)
情報はタイのバンコクからのものだ。従ってどれだけの緊迫感があるのかは行間を読むしかない。その上での結論を私なりに推測すれば、ミャンマーの軍事政権が取る手段は二つにひとつ。軍事力を用いてでも押さえるか、さもなくば「崩壊」。
独裁者の末路は常に哀れだ。それは世界の歴史が証明している。ヒトラー、スターリン、ポルポト、ピノチェト、チャウシスク、全斗煥などなどの人生を見れば、それは明らかだ。安心してその独裁者としての人生を全うした人物はいない。殺害、射殺、自殺、裁判による死刑、国外追放・・・。大体こんな路線を歩む。
果たしてミャンマーの軍政はどの道を選ぶのだろうか?人間は常に『愚か』だとすれば、軍事力の行使、流血、そして・・・というのが、私の読みだ。
権力欲ほど、人生を狂わすものはない。
最新の画像もっと見る
最近の「国際政治」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事