■大晦日

　昨夜遅く、アトランタから車で１時間半ほど東にあるコロンバスという田舎町に来た。アメリカはクリスマスが主とはいえ、それでも正月三が日の二日目のせいか、人も少なく、レストランもやっていない。
　ようやく見つけたワッフルハウスというファーストフードのような店で、ハンバーガーを購入、それが夕食だった。

　振り返ってみれば、日本の年末年始のように、ある意味伝統と習慣に支えられた過ごし方のないアメリカでは、大晦日はどんちゃん騒ぎ。唯一カウントダウンが共通項で、夜１２時が近ずくと「７，６，５、４，３，２，１」が始まる。それが済めば、あとは友人やたちとの酒や、時にマリファナなんかを吸いながら明け方まで過ごす。
　おかげで大晦日の夜に泊まっていたオースチンのホテルは、いつもどこかからか、大声や嬌声が聞こえてきていた。

　今日午後にはニューヨークに向かい、明後日には帰国の予定。