この10年間、記録を重ねてきた〈テロとの戦争〉を一冊の本にまとめました。
表紙は〈テロとの戦争〉同様かなりグロテスクですが
戦争そのものがグロテスクであったことを振り返れば
そのこと自体を伝えたい、という思いの故のものです。
内容をご賞味下さい。
本のタイトルは
『虐待と微笑~裏切られた兵士たちの戦争~』です。
(四六版 定価1800円+消費税)
先日、8月31日に講談社から出ました。
内容は、本書の帯から引用しますが
以下のようなものです。
【テロの容疑者に対し拷問・虐待は許される!
理性を失った超大国の犠牲になった兵士たちの証言からアメリカ<対テロ戦争>の真実を描く
世界を戦慄させたイラク・アブグレイブ収容所での捕虜虐待事件。
人間ピラミッドを築かせ、犬に挑発させ、
裸の股間を女性米兵が笑いながら指差す写真が世界に流れた。
捕虜の権利を認めるジュネーヴ条約を無視した暴挙はなぜ起きたか。
それは兵士の問題ではなく、
テロの容疑者には捕虜の権利はない、と断じた米政権上層部の責任であった。
上官の命令で拷問・虐待におよび罪に問われた下級兵士たち。
虐待を告発した兵士、また、CIAの工作員となったビンラディンの関係者、
キューバに収容されたアラブ人などのインタビューを通し、理性を失った超大国の姿に迫る。
戦地に虐待現場に、
そしてアメリカの悲劇に肉迫した著者の、9・11からビンラディン殺害まで10年間の記録。
目次は以下です。
読者へのノート
第1章 容疑者を裏切った男
第2章 キューバのアルカイダ収容所
第3章 虐待と微笑
第4章 アブグレイブの深い闇
第5章 女性准将の行脚
終章 <対テロ戦争>10年目の果て
著者のノート
ご高覧いただきたくご案内させていただきました。
以下のURLからも購入いただくことが可能です。
http://www.amazon.co.jp/
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2179369
どうぞよろしくお願いいたします。
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