《以下引用》
「日本列島は12日、本州上空に流れ込んだ寒気の影響で大気の状態が不安定になり、雷を伴った激しい雨が降った。近畿、中国、関東地方などで少なくとも延べ約33万4000戸が停電。東京のJR山手線が3時間余りにわたって不通になるなど交通網も乱れた」(8月12日『共同通信』)《引用ここまで》
だが、この「雷大騒動」の向こうでは、ロンドンからアメリカに向かう10数の航空機に液体爆弾が仕掛けられたとかで、20人のイスラム過激派を逮捕、というニュースが流れ、レバノンのヒズボラ支配地域に対するイスラエルの攻撃は、ますますエスカレートしてきた。
現象からいえば、航空機内で爆弾を仕掛けるなんて、何というひどいことをする奴らか、と怒る。当然である。イスラエルも、ヒズボラをテロリストだと決めつけている以上仕方ないだろうな、などと思う。
現象面では確かにそうなのだが、このような暴力の連鎖はどうして生み出されたのか、そこの検証がなされないと、真実は見えてこないのではないか。テロは許してはならない、当然である。だが、このようなテロはなぜ生まれたのか?その根元をも見つける努力も、私たちは持つべきではないか。
アメリカを襲ったあのテロ事件から、来月は6年目が始まる。考えるには、ちょうどいい時期である。
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