ツイッターも良かったけれど、これからは両方にトライしながらやっていこう、と、とりあえず、考えました。ツイッターの面白さは、瞬時に、今の情報、が伝わってくること。ブログの面白さは、140文字にとらわれずに、いろいろ考えたことを言えることかな。写真も使えるしね。
写真は、1954年9月、核戦争を想定した軍事演習の場所となったオレンブルグ州トーツコエ。文字は演習の指揮官だったゲオルギー・ジューコフ将軍が、このような演習を行った、とわざわざ記している。
〈1954年9月14日 初めて核兵器を使った軍事演習が行われた。指揮官はジューコフ元帥だった。(爆心地にて)〉
ということで、今日は「放送のご案内」からです。
今年6月に、久々ロシアを訪ねました。何か今のロシアは先祖返りしたような雰囲気で、観光気分でいる限りは滞在日程を堪能できますが、ちょっとかの国の『過去』に触れようとすると、私の背後に暗い「陰」のようなものがまとわりついてくるような感じでした。
そういう中で取材したものをドキュメンタリー番組としてまとめました。
是非、ご高評のほどをお願いいたします。
■放送日 2010年8月7日深夜12:00~12:40
■番組名 NHK衛星第一『BS世界のドキュメンタリー』
■タイトル 「スネジョーク~核戦争はこう想定された~」
■番組内容
旧ソビエトが核兵器の開発に成功し、アメリカとの二大核体制ができてから61年。今、米・ロは戦略核兵器削減交渉を続けているが、かつてソビエトがどのような核開発・核実験を行ってきたのか、は依然大きな謎のままだった。
そうした中、ソビエト最大の核軍事演習の全貌を生々しく物語る記録映像を入手することが出来た。そこに記録されていたものは、1954年9月に行われた「スネジョーク(小雪)」作戦。モスクワの南東1500キロ、オレンブルグ市郊外の草原地帯に20キロトンの原爆を投下し、その直後、敵味方に分かれた4万5千人もの兵士を爆心地に展開するという、空前絶後の軍事演習だった。敵とはNATO軍。その当時、ソ連を標的にアメリカが「ドロップショット計画」を練っていたことへの反撃だった。朝鮮戦争直後の東西冷戦が激化する中で、ソビエトは「核攻撃+地上戦」というリアルな核戦争を想定し、この壮絶な演習を行ったのだった。
参加した兵士は署名の上、固く口外を禁じられたため、この演習の存在は長らく歴史の闇に埋もれていた。
番組では、演習の一部始終を記録した貴重な記録映像を入手。当時の資料と、演習に参加した元兵士や周辺住民の証言取材をもとに「想定され核戦争」の真相を追った。
■語り 屋良有作
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