ひきこもりの日常

現在、きまぐれ不定期です。

ひきこもりのステレオタイプ

2005-11-30 22:05:28 | Weblog
ひきこもりにも、理想像があれば分かりやすい。

労働者になる段階までに既に学校段階からドロップアウトしたり、
労働者になってからも業種にもよりますが雇用主側からすれば全然役立たず、
といった二種類に大別できるでしょうか。

人間が立って歩けるには、赤ちゃんのよちよち歩きから始まって、
体の成長とともにバランスのとり方があるように、
通勤に慣れる、分業に慣れる、ラットレースに慣れる、
というようにはなかなか出来ないのが引きこもりでしょう。
前者は自然的な発達段階と見れますが、後者の自然的な仕事は例えば農業のような第一次産業にはなかなかポッと出のサラリーマン家庭がなるにはなかなか少なくとも日本では厳しいものです。

単にモダンタイムズに体を慣れさせることに成功した元『ひきこもり』は良いですが、今でも余暇というのでしょうか、自由時間を斉藤環が言うような『おたく』として過ごし適応させることが出来ると楽かもしれません。

それが出来ないから、辛いのですが。。