3月20日は、弟の結婚式でした。
震災から10日後だったため、どうなることか心配だったんだけど、お嫁さん側も皆さん無事で、父同士の話し合いもあり、予定通り行われることに。
幸いお天気に恵まれた一日。 いいお式を行うことができました。
東京は予想はしていたけど、余震も多く、節電対策でいろんな場所が暗く、まだまだ続く震災後のニュースの数々に気持ちが落ち込んではいたのだけれど。
そんな時だからこそ、この式を迎えられる幸せや家族や親せきが集う事のできる喜びをひしひしと感じることができ、
出席で来て本当に良かったなぁとしみじみ。
愛宕神社で行われ、汐留のロイヤルパークホテルで披露宴。
皆さんからの温かな祝福に包まれた彼らしいとてもいい結婚式でした。
3人姉弟(私・弟・弟)の末っ子の彼は、末っ子特有?のほんとに温厚で穏やかな弟で。声をあらげて怒ることは一度も見たことない(想像もつかない)優しい子でした。
2つ下の弟とは年も近かったから、よく遊んだし喧嘩もしたし、同じ目線で育ってきたけれど、5つ下の彼は小さいころから『 ザ・弟 』って感じ(笑) とにかく赤ちゃんのころは可愛かったし、いつになってもちっちゃいイメージが抜けません。私も母も、息子と彼の名前をよく呼び間違えるのは、そういうちっちゃい子的な感覚がいつまでも残ってるんだろうなって思います。
だから、式で客観的に彼を見たとき、別に今までずっと近くに住んでたわけではないのに、『あー、離れていくんだなぁ』と寂しくなり。。まさに母親と同じ気持ち?かな。
姉妹と違って姉と弟だと、いつもべったり仲良しって感じではないけれど、私達は3人とも仲が良かった。
高校卒業と同時に全員出ていったので、会える機会は少なかったけれど。今も、福岡と東京とNYと離れているけれど、結構連絡もとりあって、遠いけれど近いような感覚でいられるような。
弟の帰省の時は合わせて帰ったり、働いてた頃は東京で集まって飲んだり。
プロフィールビデオが流れると、これまでの彼の人生の軌跡を思い返して、子供のころを思い出して、じーんと・・・。いろんな事があったなぁ。私と彼の人生が近かったのは長い人生の中でほんの一時だったんだなぁ。と。
自分の事で精いっぱいだった若いころは、弟たちの人生なんて考えたりもしなかったけど、今思えば姉弟が一緒に暮らせる時期なんてほんのわずかなんだから、もっと大切にすれば良かったなぁとか。
これは家族においても同じこと。
私の新しい家族も、子供たちが親とべったりでいてくれる時期なんてほんとに僅かで、後は否が応でも離れていくばかり。家族の時間から友達との時間へとシフトしていくんだしね。
そう思うと、今、この時間を愛しく大切にしなきゃなと思いました。
ほんと、毎日賑やかだけど(苦笑)
震災の大変な中、東北からきてくれている友人たちもいて、その友人たちからのスピーチを聞いて彼の人望は予想以上に高いものだったと改めて感じ。
本当に温かな愛情に包まれたいい1日になりました。
NYの弟はこれなかったけど、気持ちは届きました。
ね、こんな結婚式だったよ。
人生の節目には、何か感動させられる事があります。
振り返る機会を自分にも与えてもらってるのかもしれないね。
姉として何もしてあげられなかったけど、
幸せな人生を祈って。
妹が欲しいと切望して、母の妊娠中、女の子の名前をノートにたくさん考えて書き込んでた私。産まれて弟だと知ってかなり落胆して、妹がよかったのにィ・・とぐちってた事、謝って撤回します。
弟のあなたで良かった。
たくさんの思い出をありがとうね。
緊張したー
エスコートボーイでした
全身黄色でひよこちゃんみたい(笑)
楽しかったねお酒美味しかったねやっとお酒生活再開しました