こんにちはデイサービス柚庵施設長です。
誰が悪いとか、何が悪いとか、そんな話では無いんです。
ただ時々、悲しく思う事。
私はデイサービス勤務では有りますが、総合支援職として、通院の院内同行や介助、外出支援で、要介護者様と一緒に出かけます。
その大半はお一人で外出が困難な障がいや認知症を患っている方。
TPO...
病院内では静かにとか...
日常生活を送るに当り必要なマナーと言いますかルール?
それでも、時として自身の感情制御が出来なかったり、思い通りに意思表示が出来ず、大きな声を出してしまったり...有るんです。
そんな時、周囲から「あんな風にはなりたくないな~」等、聞こえてくることが有ります。
稀にですよ?
誰だって、なりたくて病気になる人なんていませんよ!
だたその一場面を切り取って、あの人は(他と違って)おかしいとか思われてしまう事。
福祉専門職としてその場での対応力の無さに悲しくなる。
そして、まだまだ、福祉の事、介護の事、認知症の事、一般に浸透しきれていない事への悲しみ。
今、認知症だって、その人お一人お一人には人生が有り、想いが有り...
なりたくてなった病気じゃない。
したくて出来ないもどかしさ。
だから今、残った能力で出来る事を、意思を伝えようとしている。
もう少し、もう少しだけでも認知症を、介護を、福祉を、優しい気持ちで判って欲しい。
伝えていくのは福祉専門職の仕事でもある事を再認識し頑張ろう。。。
そんな、個人の思いでした。お読みいただきありがとうございます。