Harumichi Yuasa's Blog

明治大学専門職大学院ガバナンス研究科(公共政策大学院)教授・湯淺墾道のウェブサイトです

ワイン

2006年06月24日 | Weblog
こう会議が多くてはやりきれない。
しかも、その多くが後ろ向きな議論であり、負け戦が決まっている中で、いってみればどうやって撤退すれば一番味方の犠牲が少なくて済むかという話である。
撤退するのは負けを認めるようなものだからぎりぎりまで撤退するなとか、撤退するなら一部の部隊だけが撤退しないで全部の部隊が撤退する合意を形成しなければだめだとか、撤退すればますます弱くなるからだめだという意見が強い。一番困るのは最後の意見だ。じゃあ、自分の部隊は突撃してみればいいんじゃないですか?「いや、自分の部署は参謀部門であって、それはおまえたち前線部隊の責任だ」といわれてもね。話が飛躍するようだが、旧日本軍における参謀本部と前線との間だの不毛な対立はかくのごとしであったかと思った。 
誰もが我先に逃げ出したいのが本音なのにね。

さて、ワインセラー購入記念と称し、とっておきのワインを空けた。ジュヴレ・シャンベルタンの「クロサンジャック」、2000年もの。(写真右)
シャンベルタンは出来の善し悪しが大きいと言われたり、値段が割高だと言われたりするが、私は満足した。
その後は、手頃な値段のワインを飲む。(写真左)。1988年もの。かなり重めで、荒々しい飲み味。ひとことでいえば野武士のような感じ。
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