Harumichi Yuasa's Blog

明治大学専門職大学院ガバナンス研究科(公共政策大学院)教授・湯淺墾道のウェブサイトです

揚子江のシューマイ

2009年12月31日 | Weblog
小倉の「揚子江」は豚まんで有名だが、シューマイも意外においしい。
にんじんがたっぷりと入っている。
1パック10個入りで、350円也。
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レンタカーでプリウス

2009年12月31日 | Weblog
実家に帰省中の「足」として、トヨタレンタカーで新型プリウスを借り出した。

エンジンをかけるのではなく、パワーオンスイッチを押して、「Ready」のランプが付くのを確認するだけ。エアコンのブロワーが回り出す音だけが聞こえてくる。
パーキングからドライブに入れても、全く駆動する感じのショックがない。ブレーキペダルを離すとクリープを始め、そこからアクセルを踏み込んでいくとモーターで静かに加速するが、この間もエンジンがかからないので、ほとんど無音。ただ、そこからさらに加速しようとするとエンジンがかかり、コツンという軽いショックが伝わると同時にブーッとかなりうるさいエンジン音が高まる。ガソリンエンジンへのつながり方も、どこで切り替わるのかわからないという評を見たことがあるが、すくなくとも運転者には「いま切り替わったな」ということは伝わってくる。エンジン音はヴィッツやカローラなどのクラスの車のそれとよく似ていて、こもり音も大きいので、それまでの静粛さと、エンジンがかかった時のうるささとの落差が大きい。セルシオから突然ヴィッツに乗り変わるような感覚で、この落差はあまり洗練されているとはいえない感じがする。
加速していってエンジンがかかったときのショックも、速度によってはけっこうガツンと来ることがあるかと思えば、アクセルを踏み込んでからエンジンがかかって加速するまでの間に、運転者が予期していた以上の間が空くこともあり、トルコンの「遊び」やシフトチェンジの際のショックが大きく、隔靴掻痒感のあった「むかしのノークラ車」的な感覚だ。
交差点を右折するときなど、力強くアクセルを踏み込んで出たいときには、モーターで回り出してから一瞬後にエンジンがかかってブーッと加速するが、モータで回り出してからブーッと加速するまでの間に一瞬の「間」がある。車自体は決して大きなサイズではないのに、この間があるために、鈍重な車を動かしているような感じがする。
エンジンが1.8リッターになってパワフルになったと評されているが、私的な感想としていえばパワフルというのは少々大げさ。ただ、通常はローギアで引っ張る停止状態から時速2、30キロぐらいまでのところがモーターですーっと出るので、非常にスムーズに感じることは確かだと思った。

なお変形した円形のステアリングは直径が小さく、駐車場での切り返しの際などは意外に重たく感じる。チルト・テレスコピック(手動)装備で、標準状態の位置ではステアリングがかなり遠く、運転ポジションは完全なストレートアーム状態になってしまう。手元まで一杯に引き戻した状態でも、私の体型ではまだ少し遠いように感じた。

燃費は、評判通りの1リットルあたり20キロ以上をキープ。
大晦日の混雑した道路をひんぱんにゴ・ーストップを繰り返しながらあちらこちらと買い物に走り回ったが、ディスプレイに表示される燃費が1リットル20キロを切ることはなかった。







シフトレバーのあるコンソールの下は、写真ではわかりにくいかもしれないが、パックリと空いている。それだったら、コラムシフトにするとか、コンソールを付けない方が便利だったのではないかと思う。コンソールの高さは相当にあるので、助手席側からコンソールをまたいで運転席に移動する、またはその逆というのはまず不可能だ。

運転していて感じたことだが、視界はあまりよくない。当節の車はどれもそんなものかもしれないが、運転席からボンネットの先が見えない。
バックミラーに映る後方の視界は、テールゲート部分とその下のガラス部分に上下に分割される。ベンツのEクラスのワゴンが上下に二分割されて写っているのが見えるだろうか。





200万円少々の車に高級感を求める方が間違っているが、内装はけっこうチープな感じがする。
パワーウィンドウのスイッチの後ろについている物入れスペースには、モロにネジが見えている。

総じていえば、走っているときの違和感はおそらくハイブリッド車の特性に慣れていないためであり、しばらく乗っているうちに慣れてくるのだろうとは思う。
しかし、前述したセルシオから突然ヴィッツに乗り変わるような落差、アクセルを踏み込んでから加速するまでの「間」など、ガソリン車にはない不思議な感覚に満ちている車である。
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