最近のコメントなど

月刊誌『FACTA』2013年5月号に、「違憲訴訟で7月参院選は「水の泡」」という記事が掲載されていますが、この記事の中で一票の格差の問題についてのコメントが掲載されました。
こちらのコメントの主旨は、小選挙区制において行政区の一体性と一票の平等を両立させるのは無理なのではないかということ、道州制が導入されれば道洲をブロック単位とした区割の可能性に現実味が出てくること、等です。

また4月21日(日)の北海道新聞に、「ネット活用　選挙どう変わる」という特集記事が載り、私と三浦博史さんのインタビューが掲載されました。
私のインタビューの主旨は、今回の法改正にはあいまいな点があり（たとえば有権者は受け取った選挙運動メールを転送することは禁じられると解されるが、一部を引用して自分の意見もつけくわえたメールを送ることはどうなのか等）、ガイドラインの制定を周知を急ぐべきであること、ネット選挙は金がかからないというのはおそらく逆であること、今後の検討課題は有権者を含むメールの解禁やネットを使った投票導入の可能性にあること、等です。