久々に選挙制度の話題。
アメリカの選挙法の専門雑誌であるElection Law Journalの14巻2号に、"Early Voting: Do More Sites Lead to Higher Turnout?"という論文が掲載されている。
http://online.liebertpub.com/doi/full/10.1089/elj.2014.0259
アメリカでは、一般に日本の期日前投票・不在者投票を合わせたような制度として早期投票(early voting)という制度があり、多くの州で導入されている。また年々利用者も増えており、1/3の有権者は何らかの制度を利用して投票日よりも前に投票しているという。
ところでこのような早期投票が投票率を向上させる効果があるかという点については、さまざまな研究が行われている。
本論文では、郡(カウンティ)レベルで見た場合には早期投票を実施するだけではなくて早期投票所の数を増やすことで投票率を向上させることができるとする。
このような研究は政治学の領域では特に珍しいものではないと思うが、それが法律の専門雑誌に載るのがアメリカらしいというところか。
アメリカの選挙法の専門雑誌であるElection Law Journalの14巻2号に、"Early Voting: Do More Sites Lead to Higher Turnout?"という論文が掲載されている。
http://online.liebertpub.com/doi/full/10.1089/elj.2014.0259
アメリカでは、一般に日本の期日前投票・不在者投票を合わせたような制度として早期投票(early voting)という制度があり、多くの州で導入されている。また年々利用者も増えており、1/3の有権者は何らかの制度を利用して投票日よりも前に投票しているという。
ところでこのような早期投票が投票率を向上させる効果があるかという点については、さまざまな研究が行われている。
本論文では、郡(カウンティ)レベルで見た場合には早期投票を実施するだけではなくて早期投票所の数を増やすことで投票率を向上させることができるとする。
このような研究は政治学の領域では特に珍しいものではないと思うが、それが法律の専門雑誌に載るのがアメリカらしいというところか。