不熟につき

豊かな東北の四季などをつたない写真等で、ご紹介したいと思います。

燕(つばくろ)もヨシキリたちも旅立つ日

2021-08-31 07:15:58 | etude

・秋草を刈れば畑は霧深き

・虫時雨草刈る我の不躾さ

すっかりご無沙汰です。

きょうで八月も尽。早いものです。

弘前は新涼という感じで、朝方は肌寒さを感じています。

花々も秋の花へと移り変わっています。

ブルーベリーも終盤に入り、ジャム用の果実を収穫し始めました。

・祭り消え金魚ねぷたの揺れ寂し


ツバクロや風切る速さ虫を追う

2021-05-25 07:13:25 | etude

<俳句>

・さざ波を受けて田植えのオペレーター

・陽を受けて日増しに日焼け濃さを増し

・夏帽やTPOで使い分け

・実を結ぶブルーベリーや露涼し

・夏の月天体ショーに見とれけり

 

 

<短歌>

・コロナ禍のマスクの中に忍ばせる摘みしミントの香を楽しめり

 

 


・早朝にカッコー鳴きて目覚めかな

2021-05-22 07:12:13 | etude

・早朝にカッコー鳴きて目覚めかな

昨日来のまとまった雨の音と、早起きのカッコーがAM4:00から鳴き出して目覚めています。

翌日は雨模様の天気予報があったので、この日快晴のお天気を利用してブルーベリー畑の草刈りをしました。

ブルーベリーの愛らしい花が咲き、早いものは結実し始めていました。

岩木山も夏の風情が、し始めています。山肌に残雪で雪形の燕などが現れています。

農家の田植えが本格化しそうです。


創作/短歌

2021-01-11 08:51:14 | etude

結婚する直子・滝野沢さんへ「祝辞」 1996年

・「おめでとう」と言ってしまって残る一抹の寂しさ 冷えたコーヒーが欲しい

・ついに行ってしまうんだね」とも言えずに夕日見る

・たからものってのはねえ 実は形じゃないんだよね 心に残るものなんだね

・その人の大きさはね 離れる時に初めてわかるもんだね

・行ってしまってもなお残っている君の存在感「寂しい」

・わかっているようで実は見えないな自分 粗末にしている自分の自由さ

・信じていればそばに居る君 疑い出せば宇宙の闇が広がっている

・余計なものを捨てれば 子供はいつも僕の中にいる

・早いっていうことは実はすごく遅いこと ゆっくりってことが実は時を超えている(モモ)

・越後の村の別れのあいさつに「おしずかに」 心が残っている

 

 

 

 


俳句「冬」・寒風を着替えて昼のラーメン屋

2020-12-05 07:45:12 | etude

・宅配やリンゴの歳暮送り状

・お歳暮や賀状と違う味香る

・コロナ禍やマスクの中のニンニク臭

・天ぷら屋宿題をする女学生

・寒風を着替えて昼のラーメン屋

・人は皆木枯らし飼いて今のある

・師走来てお堀の桜ライトアップ

・山頂を隠して今日も山眠る