獅子頭の新調にチャレンジ
2021年1月24日(日)快晴
昨日は私の所属する弘前市の無形民俗文化財指定の「鳥井野獅子踊り保存会」の総会と、獅子頭の新調作業を行いました。
会員のIさんが獅子頭を3体分手作りで作成し、会員たちはその獅子頭に耳飾りや、鼻毛、耳毛などを取り付ける作業をしました。
業者に依頼すれば何十万円もかかるために、Iさんの手業(技能)は高く評価されます。
かつて使用して来た獅子頭の部品は、今はなかなか手に入りにくいものが多く苦労します。
私は消えかかろうとしている無形文化財を、可能な限り永続化できるようにその貴重さを広報などを通じて下支え試用と思い
60歳を過ぎるころから加入して支援してきました。
平成24年から3年間、手作りの「お山参詣」を65年ぶりに再現するために、町会の皆さんを組織してその資金を弘前市から3回、
補助金を満額獲得して3年間子供たちにも手造りの行事を体感していただきました。
そしてそのメンバーの中心を担ってくれたのが、獅子の会員たち先輩でした。
広報作成や、写真撮影を得意としていたので、市の指定無形民俗文化財指定文化財30周年を機に「獅子踊りの記念誌」を
発刊しました。
その自分がいつの間にやら獅子のリーダーの踊りを演じるようになってしまいました。獅子のメンバーの高齢化で、足腰の痛みが
踊りを難しくしてきたのです。そこで来年70歳になる私が踊り手の中で若い方なので、担うことになりました。
今後は若い女性陣が、有望視されています。