不熟につき

豊かな東北の四季などをつたない写真等で、ご紹介したいと思います。

俳句・秋

2020-08-31 17:25:01 | 日記

・親芋は下にあるぞと零余子かな

・邯鄲の幽玄の音や草の波

・鬱々と悩みし時や虫時雨

・豊穣の稲穂の波や黄の絨毯

・コスモスの気持ちになりて今日生きる


燈明杉

2020-08-29 10:24:12 | 日記

700年近い杉の木が

修験道の歩いた

杉山の中にある

名の通り

月夜の晩に

光るという

大人5人で手をつなぎ

ぐるりとようやく届く

幹の太さがある

急な斜面に

静に見下ろしている

300年もの長い時間を

木の中に蓄えている

比較にもならない

わたし

 

樹高 約30m

幹回り 5m

 

 


臨終

2020-08-29 10:14:00 | etude

真夏の油照りの日

あいつの訃報が届いた

享年64歳

大成功の人生

やることはやったのだろうか

あるひ

私は静かに去った

仲間だった時もある

いつかは

誰にもある

俺はあいつの

4年先を歩いてきた

美しい奥さんと

奥さん似の娘とを

残して逝った

結局葬式には

行けずに終えた

苦い記憶が残るだろう

せめては安らかに

眠らんことを

 

 


・豊穣の秋の予感や友の来る

2020-08-29 06:14:47 | 日記

8月29日(土)晴れ33℃

岩木山が秋色に輝き始めました。

ブルーベリー畑に、アザミのピンクが際立ちました。

そして事業所の花壇に飢えた「ガマズミ」が、今年も沢山の赤い実をつけてくれました。

水田地帯の稲穂が黄色く色づき、頭をたれて今年も収穫が期待できそうです。

30℃越えの日々が続き、今年は大丈夫かと思いきや、やはり出ました「アメリカシロヒトリ」

お隣の農家の畑のそばに前の持ち主の時代からあった桑の木が全滅。

事業所のお隣では今がシソの葉の収穫時期なので、さすがに困って何とかしてほしいと訴えがありました。

早速造園業者に依頼して、薬を抱えてもらいとりあえず何とか収まりました。

しかしそこ以外も農地の放棄地があって、桑の木やシュガープラムにもついていました。

農薬散布後、職員と二人で、可能性のある木をすべて伐採しました。

暑さでうだるような2時間、汗まみれになって終了しました。

 

 

 

 

 

 

 

 


ブルーベリー収穫終盤

2020-08-20 07:37:18 | 日記

8月20日(木)晴れ予報33℃

ブルーベリーファームから見る岩木山(19日朝)

珍しく岩木山が帽子のごとき雲を被って、山頂が見えません。

答えを探して悩んでいるときの、自分のように思えました。

ブルーベリーもあと2週間ほどで、収穫も終了します。

今までの収穫販売量は130㎏ぐらいなのですが、実すぐりをもっとこまめにしないと販売できるサイズにならないんだなと

反省しています。

 最近この畑のある町会の高館山というエリアで、リンゴ園の男性がクマに襲われてけがをしました。

親子連れだったようです。そのことがあってから周辺のリンゴ園では緊張感が漂っています。

昨日の早朝も何度か車のクラクションが継続的になるたびに、ドキッとしていました。

最近岩木山周辺にいる熊が里に下りてきて、そのたびに防災無線が熊への注意を喚起しています。

高齢社会が広がり昔の里山が荒れ、山のブナの実が少ないとか山菜が少ないとお腹をすかした親子熊が

住民のエリアまで進出しているのです。そしてもう一つは「獣害駆除」のハンターの高齢化です。

行政がもう一歩具体的な作戦を建てないと、農業もさらに衰退していくのではないでしょうか。

熊、鹿、猿、いずれ猪もやってくるんだろうなあ。