【THE RIGHT STUFF】 1984/09公開 アメリカ 193分
監督:フィリップ・カウフマン
出演:サム・シェパード、スコット・グレン、フレッド・ウォード、エド・ハリス、デニス・クエイド、バーバラ・ハーシー、ランス・ヘンリクセン
「午前十時の映画祭」20週目、DVDで観ました。
人類初の有人宇宙飛行をめざす男たちをドキュメンタリー風に描いた作品。1983年アカデミー賞4部門(編集賞、作曲賞、音響賞、音響効果賞)を受賞。
まずは音の壁を超えるシーンから始まります。そしてお話のメインはアポロ計画の前の“マーキュリー計画”。この計画がどういうふうに後のアポロ計画へ繋がるのかが興味深いところです。
193分という長丁場ですが飽きることなく観られました。
何と言っても宇宙はロマンだ~っ。
アメリカ人初の宇宙飛行士は空軍のパイロット。訓練シーンがえ~そんなんで宇宙に行くの?というような不安な訓練なんですが、それでも成功してるんだからすごい。今ならある程度実際に近い感覚で訓練できるから、当時の飛行士の方たちの苦労は大変なものだったでしょうね。
もう20年以上も前の映像なのに今観ても十分ワクワク、ハラハラさせられます。打ち上げシーンはテンション上がります。成功するかどうかは知ってるのに。やっぱり手に汗にぎってしまう、、、。
ソ連に人工衛星、有人飛行で先を越されたアメリカ。
すごく焦ってたのがよくわかる。
でも最初に宇宙に行ったのはチンパンジーのハムくん、、、。
着水の失敗したガスの扱われ方はちょっとひどい。
それだけアメリカとしては必死だったということなんでしょうね。
このマーキュリー計画に関わる人たちを英雄のような描きかたをしていないのが好感が持てますね。ハデさはないけれど飛行士たちの宇宙への挑戦やひたむきな気持ちが良かったですね。
ところで宇宙で光ってた粒のようなものは何だったんだろ。
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