
【THE 355】
2022/02/05公開 イギリス 122分 ※PG12
監督:サイモン・キンバーグ
出演:ジェシカ・チャステイン、ペネロペ・クルス、ファン・ビンビン、ダイアン・クルーガー、ルピタ・ニョンゴ、エドガー・ラミレス、セバスチャン・スタン
敵の敵は味方
STORY:南米の犯罪組織が、あらゆるネット・セキュリティをくぐり抜け、世界中のシステムを攻撃できるデジタル・デバイスを開発し、世界は第三次世界大戦さえ起きかねない危機に直面する。CIA本部からデバイスの奪取を厳命された女性エージェントのメイスは、ふだんは対立しているドイツのBND、英国MI6、さらにはコロンビアと中国の諜報機関に所属する女性エージェントたちと手を組み、危険で過酷なミッションに挑むのだったが...(allcinemaより)
ジェシカ・チャステインが自ら製作・主演を務める、敵対する各国の女スパイが手を組み、共通の敵に立ち向かうスパイ・アクション。監督は『X-MEN:ダーク・フェニックス』のサイモン・キンバーグ。タイトルの“355”とは、18世紀のアメリカ独立戦争時代に実在したパトリオット側の女性スパイエージェント355のことだそう。
“敵の敵は味方”というキャッチフレーズのとおり、各国の女性スパイたちが手を組んで...というだけでテンション上がる。豪華俳優陣で目の保養にもなる。そのうえ、「ジェイソン・ボーン」シリーズの製作チームが関わってるだけあって、アクションも半端なく見ごたえある。ちょーっと強すぎるね_笑。女性ならではのチームプレイもさすが。物語に新鮮さはないけれど、ネット社会の今でもスパイものってちょっと古くさい感じがカッコ良いんだよね。
全員が凄腕スパイかと思ったら一人は巻き込まれ系の人だった...ありがち_笑。セバスチャン・スタンが出てるのにあっという間に退場で驚いたけれどうさん臭さ顔なのでそうくるよね~と。彼女らの敵がなかなかやられず手ごわい。これで一件落着かと思いきやまたまた危機が...と何度もあって簡単には解決させてくれない所が良かったかな。
ジェシカ・チャステインがここまでアクション出来るとは思わなかった。個人的にはダイアン・クルーガーが好きだわ、彼女もクールでカッコ良かった。ペネロペ・クルスは久しぶりに見たなぁ、ハマり役かな。ルピタ・ニョンゴは女性版Qな頭脳をもってて、さすがMI6。それぞれの役割が魅力的だった。
これだけで終わりなのは勿体ないので、また4人が集結して続編を作ってほしいなぁ。
鑑賞日:2022/02/05
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