【THE BROTHERS BLOOM】 2008年劇場未公開 アメリカ 113分
監督:ライアン・ジョンソン
出演:レイチェル・ワイズ、マーク・ラファロ、エイドリアン・ブロディ、菊地凛子、ロビー・コルトレーン
Story:詐欺師兄弟のブルーム(エイドリアン・ブロディ)とスティーブン(マーク・ラファロ)。彼らは子供の頃からカモを見つけては金を騙し取り、世界中を旅する生活をしていた。20年の月日が経ったある日、弟のブルームは嘘で塗り固めた自分の人生に嫌気がさし、詐欺師を辞めモンテネグロで生活を始める。しかし兄スティーブンと仲間のバンバン(菊地凛子)に居場所がばれ、新しい仕事の話を持ちかけられる...
「TSUTAYA独占」の作品です。菊地凛子さんが出てててビックリ。そういえばハリウッド映画に出演している・・・とか聞いたような・・・で、どうなったんだろーと思いつつすっかり忘れていたら、DVDスルーでしかもTSUTAYA独占でのご提供です、、、
マーク・ラファロ、エイドリアン・ブロディが詐欺師の兄弟を演じた作品です。幼い頃から生きるために詐欺をはたらいてきた二人の兄弟。生い立ちは悲しいのですが、あまり暗く重たくなく笑いのある映画として面白い作品でした。
弟のブルームは今までの自分の人生に嫌気がさして足を洗うのですが、兄・スティーブンとジョシュのバンバンが現れ仕事を持ちかけます。最初は断ったんですが、最終的には引き受けてしまい・・・
ターゲットは天涯孤独のお金持ちのペネロペ。このペネロペを演じたレイチェル・ワイズが世間知らずのお嬢さんという感じでとっても可愛かったです。兄弟に騙されてるほうなのに逆に兄弟を振り回していて笑えました。私は立派な詐欺師になるのーと仲間になっちゃうのが可愛いです。しかも前半、チラリとおしりが・・・・サービスショットあり。たくさんの趣味?を披露するところはなかなか面白いです。こういうコミカルな演技はあまり見たことがなかったのですごく可愛く思えました。
菊地凛子さん、ほとんど無言での演技でした。しかも豪華キャストの中、全然ひけを取らないのもすごい。セリフ無しの演技なのに違和感ないし存在感もバッチリ。しかも彼女演じるバンバンも詐欺師兄弟には欠かせない存在でした。
詐欺師のお話で、どこまでが計画通りのシナリオなのか現実なのかわからないところが面白いです。これは現実?と思うと想定内の出来事だったり、観てるほうも騙されたー。
全体的にテンポが良いし、楽しいし笑いどころもあって映画として楽しめました。全体的には兄弟愛が描かれていて最後はホロッとさせられます。未公開なのがちょっともったいない作品でした。TSUTAYAさん、DVDの提供ありがとう♪
*映画鑑賞★日記・・・より転載
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