【SINGIN' IN THE RAIN】 1953/04公開 アメリカ 102分
監督:ジーン・ケリー、スタンリー・ドーネン
出演:ジーン・ケリー、デビー・レイノルズ、ドナルド・オコナー、シド・チャリシー、ジーン・ヘイゲン、ミラード・ミッチェル、ダグラス・フォーリー、リタ・モレノ
Story:トーキーの出現でハリウッドは大騒動。それまでスターだったリーナ(ヘイゲン)もその悪声から将来が危ぶまれる。パートナーのドン(ケリー)はリーナの吹き替えに採用されたキャシー(レイノルズ)に目をつけ、親友のコスモ(オコナー)と一緒に、彼女を次代のスターに担ぎ出そうとする。(allcinema ONLINEより)
「TOHOシネマズ 午前十時の映画祭」第4弾です。サイレントからトーキーへと新たな時代がスタートした頃の映画界の舞台裏を描いたミュージカルです。
今回がお初であります。もともとミュージカル映画は好んで観るほうではなくて、前回の『ウエストサイド物語』同様に名作なので観てみよう・・・そんな半端な気持ちで観たのですが、面白かった!!
たぶんミュージカルが苦手な人でも楽しめるんじゃないかなと思います。
今観ても十分楽しめちゃうのがすごいなァ。
どしゃぶりの中で唄うジーン・ケリーの♪雨に唄えばなんて、ああ、これがあの名シーンですね!と感動しましたわよォ。
サイレントからトーキーに変わってハリウッドが試行錯誤している姿が面白かったです。今まで人気女優だったのが声と歌声の悪さに吹替えが用意されていたり、笑える映画ではないのに大爆笑、もしくは大激怒で劇場を去る観客もいたり・・・。最後の吹替えのオチも笑えました。
セットの草むらにマイクを仕込んだら全然声がとれないし、衣装の胸元に仕込んでみたら心臓の音が入っちゃったりで爆笑でした。またリーナ役の女優さんがヘタに演じるのが上手くてほんと楽しかったです。甲高い声が笑いを誘います。
個人的にはジーン・ケリーよりもドナルド・オコナーに目が行ってしまいました。ダンスに一番目をひいたし、ピアノを弾いて唄って踊って壁宙して~のシーンが好きです。それとお二人のぴったり息の合ったダンスも素晴らしー。
観たことがなくても流れる音楽は知ってたりするのもあったし、テンポ良く展開されるので前回観た『ウエスト~』より楽しめてしまったかもです。思ったほど恋愛恋愛してなかったし、歌と踊りと笑いありで名作として人気があるのもわかります。
そういえばキャシー役のデビー・レイノルズの娘は、キャリー・フィッシャーなんですよね。レイア姫のお母さん(笑 ←ここで繋がった(笑。
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