【THIRST】 2010/02/27公開 韓国 R15+ 133分
監督:パク・チャヌク
出演:ソン・ガンホ、キム・オクビン、シン・ハギュン、キム・ヘスク、オ・ダルス、パク・イナン、ソン・ヨンチャン
この愛、赦し給え──
病院で重病患者たちを看取ることしかできない自分の無力さに絶望したカトリックの神父サンヒョンは、アフリカの研究所で極秘に進められていた致死率100%の謎のウイルスに対するワクチン開発に自ら実験台として参加する。しばらくすると発病し、命を落としたかに思われたサンヒョンだったが、正体不明の血液を輸血され奇跡的に生き返る...
「オールド・ボーイ」「親切なクムジャさん」のパク・チャヌク監督が、吸血鬼となってしまった神父を描く禁断のラブ・ストーリー。
ソン・ガンホがヴァンパイア?、似合わねぇ~と思いつつ気になるので観てみました。神父なのにヴァンパイア、しかも神父だから十字架もへっちゃら。見慣れればソン・ガンホのヴァンパイアもまぁいいんじゃないかと思えてきたから不思議(笑)。
とにかく一風変わったヴァンパイア映画でした。
んー、でも面白かったか?と言われれば微妙ですな。どこぞの青春ヴァンパイア映画よりは血バンバン吸ってるし、コウモリみたいにぶら下がってみたり、ちょっと笑えるヴァンパイア行動は面白く観られましたケド。ちょっとエロエロなヴァンパイア、、、。それはヴァンパイアとしてはアリなのか???
死んだテジュの夫が出てくる所は怖いというより笑いました。それと、息子の死のショックで身体が動けなくなった母親の目だけの演技はインパクトあったし、すごく怖い...。
神父さんがヴァンパイアとなって苦悩するのに対し、テジュが逆に生き生きとしているのが対照的。ラストは一般的な終わり方だったのは好きです。
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