原題:ROCKET MEN
公開:イギリス
製作国:2009/08/21
上映時間:98分
鑑賞日:2009/08/22
監督:リチャード・デイル
ナレーション:マイケル・J・レイノルズ
日本語版ナレーション:宮迫博之
+あらすじ+
米ソの宇宙開発競争に伴い、1958年に設立されたNASA(アメリカ航空宇宙局)。マーキュリー計画からアポロ計画を経てスペースシャトルへと繋がるその50年に及ぶ歴史を、宇宙飛行士たちの飽くなき挑戦に焦点を当て、NASAの秘蔵映像で振り返るドキュメンタリー。(allcinema ONLINEより)
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宇宙はロマンだぁ!!
『ザ・ムーン』はアポロ計画がメインで当時の宇宙飛行士の方々のインタビューや宇宙の映像を堪能しましたが、こちらはNASA50年の歴史を振り返る内容となっておりました。
見たことある映像、今まで見たこともない映像満載で、また大きなスクリーンで味わう地球や月は言葉に出来ないほど感動的。何度見ても興奮しちゃいますね。
映像は映画としてスクリーンで見るには苦しいものがありますが、これは本物の映像であるわけで、いくらCGを駆使した美しい映像もかなわないなーと思いますね。撮られる映像がだんだんキレイになっていくのは技術の進歩ほ感じます。
打ち上げ成功、宇宙遊泳、月面着陸などワクワクする映像。同時に、打ち上げ失敗、テスト中の火災、機体の爆発などなど予期せぬ事故の映像。落胆する地上職員の表情はとても印象に残ります。
86年のチャレンジャー号の悲劇は、クリスタ・マコーリフさんが出てきた時点でウルウルきた・・・。実際に見ていただけに、期待いっぱいの姿がとても切ないです。後のコロンビア号と共に爆発の映像は衝撃的でしたもん。
多くの犠牲があって今がある。常に危険と隣り合わせのプロジェクトではありますが、こうして見ると宇宙はロマンだなぁと思います。今回NASA50年で実現したのかな?
今回、多くの秘蔵映像がハイビジョンに変換されたそうですが、元もとのフィルムが薄いらしくめくれてしまってフレームの端がボケちゃってたらしい。しかも劣化もひどいだろうから、大変な作業だったと思います。しかし、こうして膨大な変換作業のおかげで、オリジナルがだめになっても残る! これは嬉しいですね~記録が無くなったら悲しいですもん。
いつもは映画で見慣れてる宇宙を本物の映像で見られたことが感動でありますっ。この2、3日はCMでバンバン流れてるゴスペラーズの♪宇宙(そら)へが頭の中をぐるぐるしてます。今回はあまり日本語の楽曲も気になりませんでした。というかすごく良いこの曲!!
たぶん、ナレーションが日本語だったこともあるでしょうし、毎度おなじみNHKスペシャルな感じだったからかなー(笑)。宮迫さんの落ち着いた声が良かった。歌もうまいし役者もできてナレーションもできる、なんでもこなせちゃう人ですねー。
今日は500円ということもあってチケット売り切れ寸前でした。でも500円はとってもお得、素晴らしい映像を見せてもらってこの値段は申し訳ないような気がします。
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