☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

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アメリカン・ギャングスター

2008年02月02日 | ★★★★

アメリカン・ギャングスター [DVD]
【AMERICAN GANGSTER】R-15
2008/02/01年公開(02/02鑑賞)
製作国:アメリカ
監督:リドリー・スコット
出演:デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウ、キウェテル・イジョフォー、キューバ・グッディング・Jr、ジョシュ・ブローリン 

STORY:1970年代の初頭のニューヨークで、ハーレムを牛耳っているギャングのボスの運転手をしていたフランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)は、ボスの亡き後、東南アジアの麻薬を密輸する計画を決行する。時に横暴ともいえる強引なやり方で財力をつけたフランクは、マフィアにも一目置かれる麻薬王として街に君臨する。(シネマトゥデイ)

 

腐りきったニューヨーク警察に、喝ァーーーーッ!!

今年かなり期待してた作品のひとつでしたが、かなり長かったんですけど期待通り面白かったです。
今日はギャング映画大好きの父親との鑑賞。
さすがに内容が内容なのでおじさまが多かったですねぇ。
豪華キャスト共演となるとがっかりすることもありますがこれは違ってました。
とっても人柄も良く紳士的で頭がキレるが、怒ったときは怒るし、撃つ時は撃っちゃうよのデンゼル・ワシントンが存在感バッチリで素晴らしかったです。
一方、プライベートがゴタゴタ中で一見ホントに刑事か?と思うが、ワイロは頂かないが追い詰める時はとことんやるよのラッセル・クロウも負けてませんでしたね。
それぞれハマリ役だったと思います。

案の定、登場人物が多いのと黒人俳優が同じく見えてしまって最初の方は頭の整理が大変でした、、、私だけねきっと。
ギャング映画ですが全体的に地味な感じではありましたが、ラストの方での麻薬精製をしている場所に突入するシーンは緊張感があって見応えがありました。

汚いお金を着服するのは当たり前の腐った警察関係者には驚きます。
で、ニューヨーク麻薬捜査官の4分の3が汚職に手を染めていたと・・・・驚くを通り越して呆れますな。もっと少ないと思ってましたよ。
ちょうどベトナム戦争の時代、これを上手く利用した麻薬密輸方法にもびっくり。
こんなことが実際に行われてたんですね。

デンゼル・ワシントン演じるフランク・ルーカスはとても興味深い人物です。
起業家としての能力は素晴らしいんですが、扱ってる商品はいただけませんな。
見た目は普通の紳士でちゃんと教会にも行ってるし、家族思い、奥さんも大事にする。
デンゼル・ワシントンが演じてるとあまり悪い人には思えない(笑)
しかし、奥さんから贈られた豪華なコートは大失敗でしたな。

ラストでの静かな二大俳優対決。
フランクの“お前を消すのはわけないんだ”というのに対して、“リッチーの列の後ろへ並べよ。俺を殺したいやつはいっぱい並んでるんだ”というシーンはすごく好き。かっこいい~す。
私にとってはかなりツボな作品でございました~☆

バックに流れる楽曲もCMでよく聞く曲も流れていたし、今みたいにケイタイやパソコンもない便利さがない70年代の雰囲気も良かったです。

*映画鑑賞★日記・・・より転載


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