2017.7.7 東京・立川市
自然科学の一分野である天文学が、人を救い、世界平和に寄与するというスケールの大きなお話です。
ぜひ、ご一読を。
2017.07.07 Fri
夢と希望を与える天文学――天文の力で世界を平和に
国立天文台普及室長、縣秀彦准教授インタビュー
下記をクリックしてください。
http://synodos.jp/science/20049
上記の記事からの抜粋です。私が感激した文脈です。(ぜひ、全文をお読みください。)
・・・・・・違う人間が共に生きるのですから、たまには喧嘩もするでしょう。しかし殺し合いまでするのは愚かな行為です。その人間の愚かさを越えていくためには、我々の生きる世界がいかに広いのか、そして地球という星で生きる我々が、いかに近い存在であるのか、いがみ合うような存在ではないことを理解する必要があります。・・・・・・・・・そこで、今申し上げたような天文学の俯瞰性が役立つのです。・・・
・・・・・天文学は確かにすぐにはお金になりません。しかし生きる上でもっと大事なことを教えてくれる。私はそう思っています。・・・・・・
・・・・・・身投げをしようとしていた女性が、立ち寄ったサイエンス・カフェで星や宇宙の話を聞いて、「ああ、私の悩みはなんてちっぽけなんだろう」と感じて、自殺を思いとどまったという話があります。
・・・・・・より社会的な文脈ですと、コロンビアのメデジンで、武装集団の若者たちがプラネタリウムを見てから武器を捨て、学校に通いだしたという実話があります。・・・・・・・・