どうも、今回は久々にバーチャファイター以外のことを書きます。
結構、話題になりましたが、バルセロナ所属のフランス代表、デンベレ選手とグリーズマン選手の日本人差別が問題になりましたね。
バルサのスポンサーである楽天の三木谷会長も抗議しました。また、コナミはグリーズマンとのパートナーシップ契約を解除することにしました。
どのような状況であれ、差別は許されないものです。個人的には、楽天にはバルサのパートナーを降りるとか、もっと厳しい対処をしてもらいたいですね。なんなら、ライバルのレアル・マドリーかアトレティコ・マドリーのスポンサーになるくらいでも良いんじゃないかと。
まあ冗談はさておき、サッカーの試合にて選手やサポーターの差別が発覚した場合には、試合の中断とかサポーターの出入り禁止などの措置がルールに基づいてなされています。
ただ、今回の件は、試合以外の場面、プライベートな場での差別でしたから、どの程度の処分が適切なのか?というのが、あまりよくわからないんですよね。
もしかしたら、プライベートな場面での差別事例への対処の前例があるのかもしれません。そうであれば、その例を参考に処分の程度が決まるのでしょうが。
ただ、たとえ前例があっても、今回はより重い処分が下されなければならないと、私は考えます。
なぜなら、このところアジア人差別が蔓延しつつあるからです。
今回の件の映像自体は2019年のものだったらしく、パンデミックによるアジア人差別増加より過去のものです。
なぜこの映像が、今になって表に出てきたかはわかりませんが、以前から潜在的に差別感情は存在していたと考えられます。
それがパンデミックによって顕在化したということでしょう。
当時から差別を禁止する動きは当然あったと思いますが、不十分だったと言わざるを得ません。
したがって、以前の事例に基づいた処分では、また不十分な処分にしかならないでしょう。厳罰化が常に有効な手段とは限りませんが、これまでの罰則が緩かったのであれば、より厳しいルールを用意すべきです。
ドーピングや八百長など、不正に関わった選手は追放されますね。それがスポーツ精神に反するので当然です。差別についても、甘い対応は許されません。
デンベレもグリーズマンも知名度のあるスター選手ですから、その言動には大きな影響力があります。
また、社会的・経済的に恵まれた人には、相応の責任と義務があります。それを果たせないなら、表舞台から消えるべきなのです。
いろいろ厳しめの意見を述べましたが、じゃあ差別してしまった選手、今回だとデンベレとグリーズマンに求められることは何か?ということを最後に触れておきます。
まず、自らの差別について謝罪し、今後は差別に反対する姿勢を見せれば良いのです。残念ながら、実際には言い逃れ、開き直りのような、形式的な謝罪しかしていないのですが…
個人的には、一度Jリーグでプレイしてはどうかと思いますねえ。