ファイプロとプロレスと私

国士舘について

どうも、今回は国士舘について。

統一教会への申し入れが話題になっていますね。


「当学校法人から宗教法人世界平和統一家庭連合(旧統一教会)へ行った申入れに対する回答について」(https://www.kokushikan.ac.jp/news/details_19082.html) 以下、引用。

「学校法人国士舘(以下「当学校法人」という。)が令和5年7月20日「宗教法人世界平和統一家庭連合」(以下「旧統一教会」という。)に対し、国士舘大学多摩キャンパスに隣接する土地(以下「本件土地」という。)を開発し、そこを活動拠点とする計画の中止と撤回を申し入れたことに関して、同年7月28日、旧統一教会から当学校法人に対し、文書による回答がありました。 

 旧統一教会の回答は、当学校法人の申入れには応じず、建物の建設は計画どおり進めるというものであり、当学校法人として到底受け入れられるものではありません。

 当学校法人は、引き続き、関係諸機関と緊密に連絡をとるなどして、旧統一教会に対し、本件土地を拠点とする活動計画の中止と撤回を求めてまいる所存です。」

引用終わり。


正直、これは意外でしたね。

何が意外かというと、国士舘自体が、親米反共のど真ん中を行く存在ですから、統一教会とは親和性が高いだろうと思っていたからです。

あの国士舘でさえ敬遠するほど、統一教会は異常だということでしょうかね。



さて、国士舘のことを詳しく知らない方も多いと思いますので、どのような学校か軽く紹介しましょうか。

「週刊読売」の1970年6月19日号の17頁〜。国士舘館長の柴田徳次郎による訓話が載っています。以下引用。

「天皇さまは、世界にたぐい無い菊の大輪の天下の名花でいらせられます。ところが、この名花をねらっている赤毛虫がおります。それは”共産党”であります」

「夜も昼も目を血走らせてねらっている赤毛虫が全国にウヨウヨわいてきたことに気がつかねばなりません。気がついたらこれを退治する方法をとらねばなりません」

(第二次世界大戦について)「米蘭英ソの強大な連合軍を相手とした奴隷解放戦争であった。この戦いのために奴隷にされていた二十億のアジア民族が解放された尊い大戦である」



絵に描いたような天皇讃美、反共主義、そしてアジア侵略の肯定。

まるで現代日本に蔓延する極右、ネット右翼の原型のようだと思いませんか。

このような反共軍国主義勢力が、戦後日本における反共カルト統一教会の蔓延を招いたのではないですか。

軍国主義者に碌な奴はいません。

国士舘大学は、本当に統一教会を問題視しているなら、まず自らの学園の歴史を反省すべきですよ。


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