どうも、今日は8月6日ですね。
広島の平和祈念式典では、今年も平和宣言がありました。
「「核抑止論者に問いたい。あなたは責任を負えるのか」 広島県知事あいさつ【全文】平和記念式典<2023年>」(https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/342525)
県知事「ウクライナが核兵器を放棄したから侵略を受けているのではありません。ロシアが核兵器を持っているから侵略を止められないのです。核兵器国による非核兵器国への侵略を止められないという現在の状況は、「安定・不安定パラドックス」として、核抑止論から予想されてきたことではないですか。」
「広島市長の平和宣言<2023年>」(https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/340819)
市長「核による威嚇を行う為政者がいるという現実を踏まえるならば、世界中の指導者は、核抑止論は破綻しているということを直視し、私たちを厳しい現実から理想へと導くための具体的な取組を早急に始める必要があるのではないでしょうか。」
核抑止論には、無理がありますね。
日本も、米国の核の傘に入っていますが、それで抑止力が得られているなどと思わないことです。
そんなものは幻想ですよ。
核軍縮を遅らせるだけで、逆効果です。
何より、歴史上、唯一の核兵器使用国である米国の核を容認するなど、断じて許されませんよ。
最近、バーベンハイマーなるネットミームが英語圏で流行っているようですが。
「映画「バービー」、原爆ミーム画像で物議 オンライン署名も開始」(https://jp.reuters.com/article/film-barbie-japan-idJPKBN2ZE0I6)
政治的立場に関係なく、これは抗議しなければダメです。
原爆投下をネタにするのは、絶対にいけません。
日本は、侵略戦争を仕掛けた悪の枢軸国で、アジア諸国への謝罪・賠償の責任がありますが。
しかし、原爆についてだけは、連合国側に抗議すべきなのです。
原爆投下が終戦を早めた、などという米国の言い分は受け入れられないものです。
もし仮にロシアが核兵器を使用し、これは戦争終結を早めるために仕方なかった、とプーチンが言ったら容認するのですか。
ロシアはダメだけど、米国は許される、ということにはなりません。
また同様に、ロシアや北朝鮮の核兵器所有に抗議するなら、米国や英国の核兵器にも抗議する必要があります。
その第一歩として、日本は米国の核の傘から抜けましょう。