信州湯めぐり紀行

 信州の日帰り温泉めぐりのお噺あれこれ...

上諏訪温泉 宮の湯

2013-08-19 | 諏訪

諏訪大社上社本宮の膝元にある共同浴場。
(本宮から歩いて3分ほど)







正面入口の「男湯」「女湯」と書かれた玄関ドアをあけると、そこはすぐ脱衣場になってます(^_^;)
玄関入って右手に番台があり、年配のおねぇさんがいますので、直接現金で支払います。





下駄箱も脱衣棚も一応鍵付きがあります。
が、入湯する人は限られおねぇさんも居ますし、浴室と脱衣場は透明なガラス戸で仕切られているので心配ないと思います。



浴室に入ると、正面奥に3人くらいでいっぱいの内湯と、入ってすぐ右に自家源泉宮の湯が満たされている…一見掛け湯と思える槽があります。


内湯



宮の湯源泉槽





洗い場は両脇にあり。
ちなみにシャワーなどはありません。

洗い場のカランから出るお湯は温泉です。
洗髪して洗面器の湯をかぶると、なんとも言えない硫黄臭が鼻をくすぐります。
温泉好きさんにはたまらない至福を味わえると思います。





体を清め内湯につかります…
想像以上に熱かったです(^_^;)
それも、先客のおじいさんが、熱い湯を出しっぱなしにしていたので、いつも以上に熱かったかも…
男湯は比較的熱くなってるようですが、二つあるカラン(混合泉と宮の湯)で多少の調整ができるかも知れません。
でも、冷たい源泉のカランからはチョロチョロしか出ない上、浴槽内からも熱い方の源泉を投入しているので…あつ湯を楽しむ気持ちで入るのがよろしいです。
(女湯に関しては、通常適温になっているようです)

この日は45~46度あったと思います。
常連のそのおじいさんがいなければ…それでも44度はくだらないと想像します。

でもご安心あれ!
あつ湯でたっぷり汗をかいたら、小さな浴槽?冷たい宮の湯源泉につかりましょう。
なんとも微妙な居心地で違和感を覚えますが、熱く火照った体を冷たい源泉で冷やし、火照りが消えたらまたあつ湯につかる…
繰り返しましょう。
新陳代謝もあがり気持ちいいですよ。

ただ…
心配ないと思いますが、他にお客さんが居る時は、譲り合いながら楽しみましょう。




宮の湯源泉槽

宮の湯源泉槽の底が汚れているように見えますが、温泉成分で変色したものです。
あと…私はこの源泉をしっかり飲んできます。
飲泉を推奨してないようですが飲めます。


宮の湯源泉槽湯口

湯のあたりは、どちらも無色透明で癖がありませんが、宮の湯源泉につかっていると硫黄臭を感じられます。
宮の湯源泉槽には小さな蛇口から源泉が注がれていますが、止めずに放流させておきましょう。

奥の内湯は各自調整ですが、出る時は止めましょう。

左/宮の湯源泉
右/混合泉



内湯から






近所を歩くと分かりますが、
この辺の多くの家には温泉タンクが備わっていますし、本宮近くにはジモ泉もあるので、宮の湯さんを訪問される方はかなり少ないと思います。
一般の人が歴史ある源泉を気軽に楽しめる施設…
諏訪大社観光に来られた際は、大社で気持ちを癒し、宮の湯で体を癒すのもいいと思います。


住 所:諏訪市諏訪市湖南1612
TEL:0266-52-5008
源泉名:第1、第2、第3の混合泉
    上諏訪宮の湯
泉 質:ナトリウム-塩化物泉
    単純温泉
泉 温:62度・28度
湧出量:L/分
P H:8.9
残留物:1200mg/kg
加 水:なし
加 温:なし
還 流:源泉掛け流し
浴 室:内湯(宮の湯源泉槽)
館 内:-
営 業:14時~21時
休館日:水曜日
料 金:360円


BLOG更新の励みにします。
にほんブログ村 旅行ブログ 温泉・温泉街へ にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 長野県情報へ
 
 
※注意※
・データーは訪問時のものです。
・温泉及び施設関する話は、あくまでも私個人の感想や思いです。
・画像は、何度か訪問している中でのものですから、季節や日時、カメラの違い等で画質及び画像内容に差異が生じることがあります。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿